新規製品の製造受注への対応とオリジナル商品の開発
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
株式会社アサプラ
成果23インチと33インチのヘッドが製造可能となり、プレミア社製ティンパニの全サイズに対応できた
| 事業者名 | 株式会社アサプラ |
|---|---|
| 所在地 | 栃木県 那須郡那珂川町 |
| 業種 | プラスチック製品製造業 |
| 技術分野 | 接合・実装 |
| 従業員数 | 6人 |
| 資本金 | 500万円 |
| 設立 | 2007年 |
当社はティンパニをはじめとするドラムなどの打膜部を製造販売する国内唯一のメーカーである。世界のトップクラスのプロオケの多くが使用するプレミア社製ティンパニに装着できる打膜のサイズバリエーションを広げることが課題だった。ティンパニは通常4台1セットで使用され、22.5〜30インチの上4台、または25〜32インチの下4台が使われる。
抱えていた課題
やったこと
打膜の外枠となるアルミ枠を、押出成形材をロール加工後に各サイズに合った長さに切断した。外径寸法の精度向上のため、アルミ枠切断治具を用いて加工した。成形型本体上下でフィルムをプレス成形し、仮セット用押さえ型で外枠のヘリを曲げる仮セット加工を行った。カシメ用ローラーで外枠のヘリ部に圧力をかけ、アルミ外枠、芯金、フィルムをカシメ加工して圧着した。試作では仮セット位置の不具合やカシメ用ローラーのずれによる外枠表面のキズが出たため、対策を含め複数回試作を繰り返し、試作品を完成させた。試作品は真円度、円寸法、ゆがみの検査で基準内となり、試奏検査で音量・音質に問題がなく、膜のゆるみもないことを確認した。
| 加工機 | 打膜部の製造装置(アルミ枠切断機、成形機、プレス加工機、仮セット用治具、カシメ装置) |
|---|
新しい製品・サービス:23インチと33インチのヘッド
23インチと33インチのヘッドが製造可能となり、プレミア社製ティンパニの全サイズに対応できるようになった。4台1セットでの受注対応の準備が整い、セット販売により売上拡大が見込まれる。一流オーケストラへの採用を足がかりに、他のオーケストラや学校での使用拡大も期待される。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
設立2007年から続くヘッド製造販売の延長として、4台1セット販売に向けた不足2サイズ対応を位置付けている。
国内唯一のメーカーという強みに加え、国内保有セット13,980、必要ヘッド約48,233枚、目標シェア50%と数値で市場を示している。
2サイズ製造不足と他社ヘッド使用による売上伸び悩みを課題に挙げ、単価10,000円、利益率10%で販売計画を立てている。
5年後の販売数500枚、利益500千円という目標はあるが、付加価値額の増加や賃上げの目標は書かれていない。
従業員6名で、発注先への検収完了と複数回の試作対応は読み取れるが、人材や事務処理体制の具体的な記述は少ない。
一流オーケストラや楽器店を販路の対象とし、23インチと33インチ対応がサイズ不足の顧客ニーズに応えると示している。
初年度は一流オケへの販売、5年後に数量と利益の目標を置き、試作での不良対策と検査手順を段階的に示している。
公開されている事例からは読み取れません。
プレミア社製ティンパニ用の国内唯一のヘッドメーカーとしての位置付けがうかがえるが、高付加価値化を示す比較データはない。
他のオーケストラや学校での使用が進むという期待が書かれている程度で、雇用創出や波及効果の具体的な数字はない。
初年度利益100千円や5年後の利益500千円は示されているが、補助金の投入額や費用対効果を読み取れる記述はない。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
栃木県那須郡那珂川町に所在することは書かれているが、地域特性を活かした雇用や地域経済への効果は読み取れない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
国内のプレミア社製ティンパニ保有セット数は569セットと推定され、ヘッド数は48,233枚になると考えられる。目標シェア50%、ヘッド交換期間2年、単価10,000円、利益率10%で、初年度は販売数100枚、利益100千円、5年後は販売数500枚、利益500千円を目標にする。
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
低温・緩速熟成製塩装置を導入した。
効果:大粒結晶の割合(一つの塩取鍋あたり) 4kg→8kg