自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
藤工業株式会社
成果製造工程数 12工程→7工程
| 事業者名 | 藤工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 群馬県 藤岡市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 41人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1972年 |
当社は消化器内視鏡装置の接続部に使われるステンレス製部品シェルを製造している。内視鏡市場はニーズが拡大しており、シェルとその関連部品の総出荷額は安定した数字で推移している。市場では高精度・高品位な製造と、短納期・低コスト・大量生産に対応できる生産体制が求められていた。
抱えていた課題
やったこと
複合背面加工付NC旋盤を新たに導入し、12工程から7工程への削減を目指した。バリ抑制のため、切削条件とバリの発生挙動の関係を調査し、バリが抑えられる切削順序と切削条件を最適化した。切削条件の最適化で導いた値を再度検証し、穴仕上げ工具を変更したテスト加工を行った。実機で全切削の試作品を立ち上げ、課題を明確にした上で、今までの課題を考慮して最終テストを行った。
| 加工機 | 複合背面加工付NC旋盤 |
|---|
新しい製品・サービス:ビデオスコープ接続部用ステンレス製シェルの試作開発品(高付加価値な部品)
工程数を12工程から7工程に削減し、加工時間とリードタイムを短縮した。製造コストは約39%削減された。バリ抑制を実現し、量産時の安定切削にも貢献できると考えられる。既存製品の高付加価値化のための効率的生産方法の確立と製造技術の向上という課題に対して、一定の効果を出せた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
既存の金属加工での取組を踏まえ、内視鏡部品シェルの製造効率化を進める方針が読み取れるが、経営戦略上の位置付けの説明は薄い。
内視鏡市場の拡大と国内最大手メーカー向けの取引が示され、高精度・短納期への市場要求に応える強みはうかがえるが、競争優位の説明は限定的。
12工程から7工程への削減、リードタイム21%短縮、製造コスト39%削減など数値つきで課題と解決策の効果が示されている。
目標値に対し加工時間25分、リードタイム40分、製造単価1,380円を設定し、達成度108〜131%と数値で実現が示されている。
実施者による試作・テスト加工の流れは書かれるが、人材や事務処理能力など遂行体制についての記述はほぼない。
高精度・高品位・短納期を求める市場ニーズと、顧客からのコスト面での評価上昇が書かれ、選ばれる理由の一部が読み取れる。
試作、切削条件の最適化、テスト加工、最終テストという段階は示されるが、中長期の検証や今後のスケジュールは限定的。
公開されている事例からは読み取れません。
医療用内視鏡部品のステンレス製シェルについて、同分野で高精度化・高付加価値化を図る取組として具体的に読み取れる。
内視鏡事業が国の成長戦略の重要テーマで、国民の健康寿命の延伸に貢献すると明記され、公的支援の意義がうかがえる。
製造コスト39%削減、リードタイム21%短縮と数値で費用対効果が示され、事業開始5年後の売上目標も明示されている。
複合背面加工付NC旋盤の導入は示されるが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献についての記述は乏しい。
航空宇宙分野への参入を目指すとあり、成長分野への進出がうかがえるが、日本経済の構造転換との関連は書かれていない。
藤岡市の地元企業であることは示されるが、地域特性を活かした雇用創出や地域経済への波及の記述は乏しい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
顧客からコスト面での評価が上昇し、加工見積の依頼もあることから受注を実現する見込み。航空宇宙分野への参入を目指し、事業開始5年後の売上金額を600万円まで拡大する計画。目標売上金額は3,000万円とする。
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
ハイブリッド式測定機「O-INSPECT442」を導入した。
効果:医療機器用金属部材の測定時間 24分→18分
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。