回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社ジェイネット
成果従来品よりも110ミリ短くなっている
| 事業者名 | 株式会社ジェイネット |
|---|---|
| 所在地 | 埼玉県 越谷市 |
| 業種 | 業務用機械器具製造業 |
| 従業員数 | 5人 |
| 資本金 | 1,200万円 |
| 設立 | 1997年 |
株式会社ジェイネットは、越谷市に拠点を置き、補正装置であるツールプリセッターを主力商品とする精密機器の製造販売を行っている。金属加工で生じる誤差は職人の経験と勘で補正されてきたが、職人の引退と人手不足により、ツールプリセッターのような補正装置の重要度は増している。
抱えていた課題
やったこと
従来品よりも110ミリ短い機上ツールプリセッター「ジェイコア」を開発した。ジェイコアはマシニングセンターの加工室に設置し、工具を組みつけた状態で実際の加工回転数で計測できるため、より精度の高い数値が得られる。工具を回転させた状態で撮影する画像方式を採用し、独自技術の積算処理を加えることで工具の先端のエッジを際立たせて測定できるようにした。2014年6月に開発に着手し、2015年に新機種を発売した。
| 検査測定 | 機上ツールプリセッター「ジェイコア」 |
|---|
新しい製品・サービス:機上ツールプリセッター「ジェイコア」
従来品より外形寸法が110ミリ短く、加工機に組み込みやすくなった。実際の加工回転数で計測でき、画像方式による高精度の測定が可能になった。年間100台の販売を目指している。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
従来品の小型化と工具測定システムの小型化課題が書かれ、自社製品の延長線上にあることはうかがえるが、経営戦略上の位置づけは明示されていない。
従来品より小型化し、画像方式で高精度測定できる点は強みとして読めるが、市場動向や競合との比較は具体的に書かれていない。
職人の引退や若手不足による補正の属人化という課題が示され、機上ツールプリセッターで解決を図る流れが具体的に読み取れる。
年間100台の販売目標はあるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれておらず、実現可能性の根拠も乏しい。
従業員数5人と記載があるだけで、補助事業を遂行する体制や事務処理能力の具体的な記述はない。
実際の加工回転数で計測でき、画像方式で高精度な数値が得られるなど、製品の価値と選ばれる理由が具体的に示されている。
2014年に開発に着手し2015年に新機種を発売したという経緯はあるが、中長期の遂行方法や課題解決の詳細な計画は読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
機上ツールプリセッターはレーザー方式が主流とされる中で画像方式を採る点が差別化として読めるが、普及度や高価格化の数値は示されていない。
人手不足や熟練技術の継承が課題と書かれ、国が補助する波及効果や雇用創出への言及はわずかにうかがえる程度。
補助金額や付加価値増加、生産性向上の数値は書かれておらず、費用対効果はわずかにうかがえるのみ。
独自の画像処理と積算処理による高精度測定は先端技術の活用として読めるが、地域やサプライチェーンへの貢献は書かれていない。
精密機器の高精度測定による若手不足への対応がうかがえるが、日本経済の構造転換への言及はない。
越谷市の企業で精密機器を製造する点は読み取れるが、地域の特性を活かした付加価値や雇用創出の具体的記述は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
年間100台の販売を目指している。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
火入れ機と連結し、熱酒をそのまま自動で充填・打栓する設備一式を導入した。
効果:タンク1本(1,300ℓ)の充填時間 2時間→1.3時間
自動機の開発により24時間完全無人化を実現し、休日も含めた連続稼働を可能にした。