ものづくり補助金平成24年度京都府

生産用フロー式3KWマイクロ波化学合成装置の試作機製作

株式会社ジェイ・サイエンス・ラボ

成果経過年数3年目(28年度)の販売(売上)計画は72,000千円。

この事例のポイント

  • 競争激化により他社にない魅力的な新製品の開発が求められていた。
  • ラボ用で得た知見をもとに技術改良を加え、生産用フロー式3KWマイクロ波化学合成装置の試作機を製作した。
  • 経過年数3年目(28年度)の販売(売上)計画は72,000千円。1kg/時間水準の合成能力と高い汎用性を持つ生産用装置が完成し、金属錯体やナノ粒子の合成に成功した。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社ジェイ・サイエンス・ラボ
所在地京都府 京都市
業種電子部品・デバイス・電子回路製造業
技術分野高機能化学合成
従業員数31人
資本金4億円
設立2001年

事業の背景

主力はガスクロマトグラフや有機微量元素分析装置などの分析機器だった。分析機器分野では競争が激しくなっていた。マイクロ波化学合成装置はラボ用が開発済みで大学等への販売実績もあった。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 新製品・新技術競争激化により他社にない魅力的な新製品の開発が求められていた。
  • 生産能力マイクロ波化学合成装置は低出力のラボ用しか実用化されておらず、工業生産に耐える装置は世界的にも例がなかった。

やったこと

ラボ用で得た知見をもとに技術改良を加え、生産用フロー式3KWマイクロ波化学合成装置の試作機を製作した。高性能フロー式導波管炉と導管炉の直列連結方式などの技術を開発した。その結果、1kg/時間水準の合成能力と合成可能品種への高い汎用性を備えた3KW生産用装置を完成させた。金属錯体やナノ粒子の合成にも成功し、実用新案も取得した。

  • その他生産用フロー式3KWマイクロ波化学合成装置

新しい製品・サービス:生産用フロー式3KWマイクロ波化学合成装置

事業の効果

  • 経過年数3年目(28年度)の販売(売上)計画は72,000千円。
  • 経過年数4年目(29年度)の販売(売上)計画は108,000千円。
  • 経過年数5年目(30年度)の販売(売上)計画は144,000千円。

1kg/時間水準の合成能力と高い汎用性を持つ生産用装置が完成し、金属錯体やナノ粒子の合成に成功した。フロー式、高いマイクロ波電力吸収性能、均一照射性、現場作業性、コンパクトさなどの特長があり、類例のない装置となった。多品種少量生産に向き、医薬・色素・半導体など広い分野での活用が見込まれ、すでに数社から引き合いがある。販売計画は3年目72,000千円、4年目108,000千円、5年目144,000千円とされている。

今後の展望

学会講演や展示会出展、大学への技術資料送付で認知度向上を図り、顧客による合成実験への装置提供などを続けて拡販を進める。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成24年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。