回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
大和電機株式会社
| 事業者名 | 大和電機株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 千葉県 我孫子市 |
| 業種 | 電気機械器具製造業 |
| 従業員数 | 46人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1996年 |
航空機産業では旅客機の需要増が続き、今後20年間の新規建造需要は3万機以上、50兆円規模を上回ると予想されている。国内航空機メーカーの旅客機市場への参入も見込まれている。当社はモーターを製造する電機機械器具製造業の企業で、航空機・宇宙事業向けのアマチュアモータを手がけている。
抱えていた課題
やったこと
ヒュージングマシンを導入し、結合部分のヒュージング溶接工程を外注から社内加工・管理に移行した。総合試験機を導入して検査工程を一元化し、リード線カッターを導入して加工作業を効率化した。これにより溶接工程と検査工程を自社内で完結できるようにした。
| 加工機 | ヒュージングマシン |
|---|---|
| 検査測定 | 総合試験機 |
| 加工機 | リード線カッター |
新しい製品・サービス:航空機産業の対障害性に寄与するアナログ式モータの新開発
ヒュージング溶接の社内化により品質が向上し、不良が低減した。社内コストの低減も図れた。総合試験機の導入で検査工程が一元化され、生産性が向上し、要求納期の確保(リードタイム短縮)も実現した。リード線カッターにより製造原価が低減し、残業時間も減った。残業削減により有給休暇の取得が進み、働き方改革にも貢献した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
外注していたヒュージング溶接を内製化し、納入先から内製化を強く望まれていたとあり、事業の流れとの一貫性はうかがえる。
航空機需要増や受注残の記述はあるが、自社の強みや競争優位の具体的な根拠は示されていない。
外注依存による品質・納期の課題を認識し、ヒュージング設備導入で内製化しリードタイム短縮を図ったと具体的に書かれている。
品質向上や残業時間減少は書かれるが、付加価値額や賃上げの数値目標は記載されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
納入先からの内製化要望や航空機需要予測は読み取れるが、顧客ターゲットの整理は具体性が薄い。
設備導入による内製化の流れはうかがえるが、中長期の遂行スケジュールや課題解決方法は記載がない。
公開されている事例からは読み取れません。
ニッチで不可欠な業界のトップリーダーをめざすとあり、アマチュアモータの特性も説明されているが、高付加価値化の数値は示されていない。
航空機産業の需要増や宇宙事業への展開に触れており、波及効果への言及はあるが定量的な根拠は乏しい。
導入設備による原価低減や残業削減は書かれるが、補助金額に対する費用対効果の数値は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
航空機産業の需要増に応じた展開が書かれるが、日本経済の構造転換への言及はうかがえる程度にとどまる。
地域貢献への言及はあるが、地域の特性を活かした雇用創出や成長の具体的記述はない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
航空機産業の需要増を見込み、本設備の導入により現取引先のみならず、航空機、宇宙事業やアマチュアモータの試作開発を手がける企業へのアピールにつながると期待している。
モーターに関する事であれば、修理、点検、小ロット生産、試作開発など、どんな事でも先ずはご相談ください。
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
ブラザー工業(株)製のツール洗浄機能のあるコンパクトマシニングセンターを導入し、切粉を自動で除去できるようにした。
効果:不良率 0.34%→0.1%
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%