新規製品の製造受注への対応とオリジナル商品の開発
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
株式会社スマートセンシング
成果超小型風向風速計測システムのセンサ端末は12mm×12mm×12mmで、従来より小型化した。
| 事業者名 | 株式会社スマートセンシング |
|---|---|
| 所在地 | 千葉県 船橋市 |
| 業種 | 電子部品・デバイス・電子回路製造業 |
| 技術分野 | 測定計測 |
| 従業員数 | 2人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 2013年 |
弊社は社長が20年以上にわたり国内外の半導体メーカーでアナログ・ミックスドシグナルICの設計に携わり、約10年間センサやアクチュエータの開発を行ってきた経験を持つ。平成25年9月に設立された。風速計測は熱線式などの方式があるが、風の方向を見える化する方法は産業分野で限られていた。
抱えていた課題
やったこと
磁気センサ方式を用いた超小型風向計を開発し、超小型風向、風速、温度、湿度、気圧を計測できる環境計測システムを実現した。センサ台座部にセンサとワンチップマイコンを内蔵し、1個のセンサ端末とUSB接続または外付け無線モジュールで計測できるようにした。矢羽の質量、形状、重心バランス、軸受け構造を最適化して風向感度を向上させ、磁石の形状と着磁方法を工夫して組立精度のずれをソフトウエアで補正できるようにした。計測データはワンチップマイコンで演算しデジタル出力し、制御ホストへ転送してリアルタイム表示と保存を可能にした。試作品はSAN-102(12mm×12mm×12mm)とSAN-202(19mm×19mm×28mm)の2種で、意匠登録2件、特許出願1件を行った。
新しい製品・サービス:超小型風向・風速・温度・湿度・気圧センサ(SAN-102)と小型風向風速温度センサ(SAN-202)を開発した。SAN-102の仕様は外形寸法12mm×12mm×12mm、電源DC5V、温度範囲-20〜120℃(±0.5℃)、湿度範囲0〜100%RH(±2%)、気圧範囲260〜1260hPa(±0.2hPa)、風向範囲水平360度(±5度)、風速範囲0.5〜12m/s、インターフェースUART/μUSB、無線オプション2.4GHz。
超小型風向・風速・温度・湿度・気圧を計測できる環境計測システムを実現し、機器内部や空調設備、部屋、製造ラインなど幅広い分野での応用が期待される。1個のセンサ端末で計測でき、風の流れを見える化できるようになった。今後は金型成形品へ移行して製品間のばらつきを抑え、量産化により低価格化を進める予定。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
社長の20年以上の半導体設計経験と約10年のセンサ開発経験が書かれ、過去の取組との関係がうかがえるが、経営戦略上の位置付けは記載がない。
既存風向計は指向性がないという課題と、磁気方式で超小型化した製品の特徴が書かれ、強みは読み取れるが市場動向との比較は薄い。
機器内部の冷却効率や省電力化という顧客の課題は書かれるが、高付加価値化や成長につながる事業計画の具体は示されていない。
付加価値額や賃上げに関する目標値は書かれておらず、金型量産化による低価格化という方向性のみが読み取れる。
社長の経験と開発実績、特許・意匠登録数(意匠2件、特許出願1件)は書かれるが、従業員2名の体制と事務処理面の確保は具体的に読み取れない。
12mm四方の超小型、風向範囲±5度、温度±0.5℃など仕様数値つきで製品価値が示され、空調や製造ラインなど用途も明確。
矢羽形状の最適化から試作検証、金型成形品への移行という段階が書かれるが、スケジュールや期間の記載はない。
公開されている事例からは読み取れません。
風向を360度で小型に計測する方法は従来の糸や煙による方法に比べて新しく、同分野で高機能な製品として位置付けられる。
省電力化や生活空間の快適性向上への言及はあるが、経済波及効果や雇用創出など国が補助する理由は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
ワンチップマイコン内蔵でUSB接続や無線モジュールにより簡単に計測できる点は示されるが、サプライチェーンへの貢献は書かれていない。
IoTの時代に見えない環境情報を見える化する取組として書かれ、成長分野への進出との関係がうかがえる程度。
公開されている事例からは読み取れません。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
金型量産化により低価格化を実現し、より簡単に環境計測できるシステムにしていく。工業分野に限らず生活空間の快適性向上にも役立つと期待している。
「見えないものの見える化」に取り組み、更なる機器の効率化、省エネ化、生活の快適さの追求の一助となれます様、感度・精度の向上とセンサ・モジュールの開発の継続に努めてまいります。
公式の事例集より(原文のまま)
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
本事業において、独自技術を活用するための機能・剛性を有した機械を選定し導入した。
効果:リードタイム 40分→10分
洗瓶機JRS-2400SH型を導入し、蔵で使用する約20種の形状の瓶をすべて洗えるようにした。
効果:瓶詰・計量・検品の必要人数 8人→4人