高透過性・高耐傷性示す新たな保護膜を量産する為の装置の開発計画
量産性の高い複数の真空槽を持つ連続型の真空成膜装置を開発し、製造コストを下げることを目指した。
効果:ウォーミング時間 60分→20分
株式会社トヤマ
| 事業者名 | 株式会社トヤマ |
|---|---|
| 所在地 | 神奈川県 山北町 |
| 業種 | 生産用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工,接合・実装,表面処理 |
| 設立 | 1954年 |
株式会社トヤマは昭和29年に理科学関係の実験装置・器具製造の会社として創業した。高エネルギー粒子加速器、放射光・自由電子レーザ、原子力などの分野で、最先端科学技術の研究開発用途の実験装置・機器の設計・製作を行っている。大型放射光施設SPring-8をはじめ、国内外のビームライン建設に協力してきた。平成27年に山北町へ本社工場を移転し、設計・開発からアフターサービスまで一貫して対応することを強みとしている。
抱えていた課題
やったこと
金属製ガスケットを適用した超高真空用ゲートバルブ(AMGV)の試作開発に着手した。AMGVの要となる金属製ガスケットの製造技術を高め、試作品を製作した。開発にあたっては自動TIG溶接機を用いて溶接を行い、マイクロビッカース硬度計で硬度を評価した。これにより、国内外の放射光施設にAMGVの試作品を提供できる体制を整えた。
| 加工機 | 自動TIG溶接機 |
|---|---|
| 検査測定 | マイクロビッカース硬度計 |
新しい製品・サービス:金属製ガスケット適用極超高真空用ゲートバルブ(AMGV)
金属製ガスケットの製造技術が向上し、AMGVの開発が大きく前進した。国内外の放射光施設にAMGVの試作品を提供できるようになった。放射光施設のリニューアルや新設に伴い、AMGVを納入できる目途が立った。自社製品にも金属製ガスケットを適用し、AMGVとして販売していく予定である。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業以来の実験装置・器具製造の延長で、放射光関連装置を手がけ、自社製品としてAMGVを販売する方針が示されている。
放射光施設のリニューアルや新設に伴う納入の目途が立ち、自社の設計・製作力と試験環境を強みとして活かす記述がある。
研究開発費の捻出が容易ではない課題を認識しているが、目標数値や収益計画までは書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
社員がより良い仕事をできる社屋整備に触れるが、補助事業を遂行する人材や事務体制の具体的記述は乏しい。
高品質で安価な全金属製ゲートバルブの要となる金属製ガスケットの試作という製品価値が示されている。
AMGVの試作開発に着手したことは書かれているが、スケジュールや課題解決の方法は示されていない。
研究開発費の捻出が容易でないとあり、補助金採択が研究開発の後押しになったとの記述はあるが財務状況の詳細はない。
超高真空用ゲートバルブの国内製品化を目指し、金属製ガスケットの製造技術向上を図る取組として書かれている。
国内外の放射光施設へのAMGV試作品提供やビームライン建設協力など、科学インフラへの貢献が示されている。
公開されている事例からは読み取れません。
自動TIG溶接機の開発と金属製ガスケットの製造技術向上により、製造技術の高度化に取り組んだ点が読み取れる。
最先端科学装置の製作を通じた取組はうかがえるが、日本経済の構造転換への言及は書かれていない。
山北町へ本社工場を移転し、周辺に万本以上の苗木を植樹した点が地域との関わりとして書かれている。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
放射光施設のリニューアルや新設に伴い納入の目途が立っており、AMGVを今後販売していく予定である。
量産性の高い複数の真空槽を持つ連続型の真空成膜装置を開発し、製造コストを下げることを目指した。
効果:ウォーミング時間 60分→20分
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
今回、非接触式三次元測定機を導入した。