ものづくり補助金平成26年度製造業神奈川県

重電機器・舶用機器業界の高難度曲げ要求に 対応する曲げ加工システムの構築

株式会社島田鈑金製作所

この事例のポイント

  • 重電・船舶機器に使う部品は単品生産が多く、毎回形状が異なる曲げ加工が求められるため、高難度の曲げ要求に応える必要があった。
  • 最新のベンディングマシン(アマダ社HG8025)を導入し、曲げ加工の設備能力を高めた。
  • 設備の能力を社員の工夫によって約120%生かせるようになり、設備を更新しただけでは得られない生産性の向上につながった。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社島田鈑金製作所
所在地神奈川県 川崎市
業種金属製品製造業
技術分野精密加工
設立1964年

事業の背景

昭和39年に富士電機のプレス鈑金を請け負う会社として設立され、発電所や船舶に設置するタービン、発電機、変圧器、インバーターなどに使う精密板金部品を製造してきた。鉄、アルミ、ステンレスなど幅広い板厚の加工を得意とし、富士電機や東洋エレクトロニクスなど大手製造業と長年直接取引してきた。重電・船舶機器の部品は単品生産が多く、毎回異なる形状の曲げ加工が要求される業界の動きがあった。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 品質・精度重電・船舶機器に使う部品は単品生産が多く、毎回形状が異なる曲げ加工が求められるため、高難度の曲げ要求に応える必要があった。
  • 納期・工程短納期と高精度を両立した板金曲げ加工を実現するには、設備の導入だけでは足りず、加工プロセスの組み立て直しが必要だった。

やったこと

最新のベンディングマシン(アマダ社HG8025)を導入し、曲げ加工の設備能力を高めた。設備の更新だけでは生産性は上がらないため、社員の工夫により従来より早く高精度な曲げ加工プロセスを構築した。熟練技術者がサポートして最適な生産体制を作り、若い技術者は他工場を視察して良いところを自社に取り入れた。2004年に取得したISO14001の経験を活かし、環境パフォーマンスを向上させる継続的な取り組み体制も補助事業に役立てた。

加工機アマダ社製ベンディングマシン HG8025

事業の効果

設備の能力を社員の工夫によって約120%生かせるようになり、設備を更新しただけでは得られない生産性の向上につながった。従来より早く高精度な曲げ加工ができる生産体制が社内に構築された。熟練技術者のサポートや若手技術者の他工場視察などを通じて、少ない人数でも競争力を維持できる仕組みが整った。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成26年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。