自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
株式会社由紀精密
| 事業者名 | 株式会社由紀精密 |
|---|---|
| 所在地 | 神奈川県 |
| 業種 | 電気機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 設立 | 1950年 |
創業は1950年で、創業時から金属切削加工に特化し、顧客からの特注部品を製造してきた。主力は、カード式公衆電話や光ファイバーなどの電機業界向け部品だったが、海外製品との価格競争や市場縮小で売上が減り、バブル崩壊後に経営危機を迎えた。2006年に入社した大坪正人社長は、顧客アンケートで高品質と信頼が自社の強みであることを確認し、成長が期待される航空宇宙・医療機器分野へ進む方針を取った。
抱えていた課題
やったこと
旋削加工とマシニング加工の設備を導入した。独自に油圧チャックを開発し、旋削加工とマシニング加工を組み合わせることで、薄肉形状(極限まで薄く削り込む加工)で真円度の高い航空部品が製作できる生産ラインを構築した。補助事業で構築した生産ラインを活用し、コスト面での競争力を高めている。
| 加工機 | 旋削加工設備(NC旋盤) |
|---|---|
| 加工機 | マシニング加工設備 |
| その他 | 油圧チャック(自社開発) |
薄肉で真円度の高い航空部品を製作できる生産ラインが整い、航空関連部品の受注を伸ばしている。航空関連部品では品質保証を強みとして、要求規格(SABRe)を2014年に取得した。2015年にはフランスのリヨンに子会社を設立し、現地での部品の受注獲得を進めている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業以来の金属切削加工を基盤に、顧客からの高品質と信頼の強みを航空宇宙・医療機器分野へ進出する方針として位置付けている。
新規参入企業によるコスト要求が強まる中、高品質と信頼、SABRe取得を強みに航空関連部品の受注を伸ばしていると書かれている。
海外製品との価格競争や市場縮小による売上減少を課題と認識し、薄肉高精度の航空部品ラインで対応すると述べている。
付加価値額や賃上げの目標値は書かれておらず、実現可能性を判断する数字が示されていない。
社内の体制や人材、事務処理能力に関する記述はなく、社長の経歴のみ紹介されている。
薄肉形状で真円度の高い航空部品を製作できる強み、SABRe取得、リヨン子会社の設立など、顧客に選ばれる理由が示されている。
ライン構築の内容は書かれているが、中長期の課題検証や遂行スケジュール、課題解決の方法の記述は見当たらない。
公開されている事例からは読み取れません。
薄肉形状で真円度の高い航空部品の生産という高水準の加工を行うと書かれているが、市場内での数値比較はない。
航空関連部品の受注拡大は示されているが、雇用創出や川上・川下への経済波及効果についての記述は読み取れない。
補助金投入額や付加価値額、生産性向上の数値は示されておらず、費用対効果は判断できない。
独自開発の油圧チャックで高精度加工を実現したと書かれるが、デジタル技術や地域・サプライチェーンへの波及は読み取れない。
成長が期待される航空宇宙・医療機器分野へ進出し、航空部品の受注を拡大する方針が示されている。
地域特性を活かした雇用創出や地域経済の牽引に関する記述は見当たらない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
航空機部品の受注拡大を続けるとともに、エンジンやベアリングの部品の受注獲得を進めている。実績のあるブッシュなどの機構部品の受注拡大にも取り組んでいる。
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
株式会社キーエンスの画像寸法測定器IM-6700を導入し、技術担当者から操作方法の訓練を受けた。
効果:測定時間 5分→0.004分