ものづくり補助金平成26年度製造業神奈川県

汎用素材を高機能化!医療用フィルムの微細加工を広範囲、非接触で実現するレーザー装置の開発

株式会社アフレアー

この事例のポイント

  • 産業用レーザーは大手メーカーの汎用装置がほとんどで大量生産によりコストダウンされており、開発でもコストが重視されるため、当社の規模では競争力を発揮しにくい分野だった。
  • 医療用フィルムに微細な穴を加工するレーザー加工機と、その際に発生する粉塵を処理する集塵機を開発した。
  • 本文には数値で示された効果はない。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社アフレアー
所在地神奈川県 藤沢市
業種電気機械器具製造業
技術分野精密加工
従業員数4人
資本金1,000万円
設立2008年

事業の背景

株式会社アフレアーは2008年9月に創業し、各種機械および光学機器の設計、製造、販売を行っている。レーザーアプリケーションの研究開発やコンサルタント業務、各種機械・光学部品の輸出入業務なども手がけている。当社は特殊加工に特化したレーザー加工装置の開発を得意としている。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • コスト・採算産業用レーザーは大手メーカーの汎用装置がほとんどで大量生産によりコストダウンされており、開発でもコストが重視されるため、当社の規模では競争力を発揮しにくい分野だった。

やったこと

医療用フィルムに微細な穴を加工するレーザー加工機と、その際に発生する粉塵を処理する集塵機を開発した。レーザー加工機は、レーザーで微細な穴を開け通気性を高めた絆創膏の加工に用いる例が示されている。集塵機はレーザー加工時に発生する粉塵を吸引する専用設計で、吸引ノズルも専用設計としている。

加工機医療フィルムに微細な穴を加工するレーザー加工機
その他レーザー加工時の粉塵を吸引する専用集塵機

新しい製品・サービス:医療フィルムに微細な穴を加工するレーザー加工機と、粉塵を吸引する専用集塵機

事業の効果

本文には数値で示された効果はない。医療用フィルムに微細な穴を加工するレーザー装置と、加工時の粉塵を吸引する専用集塵機を開発し、事業化を進めている。レーザーで微細な穴を開け通気性を高めた絆創膏の加工を例に、広範囲かつ非接触での微細加工を実現する狙いがある。業界を問わず集塵機への引き合いが増えている。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています

観点の平均2.1 / 5

出典:公募要領 p.44(審査項目)

経営戦略との整合性67%
  • これまでの取組との一貫性4

    2008年の創業以来、特殊加工に特化したレーザー装置開発を続け、集塵機の事業化へ展開している経緯が書かれている。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性3

    大手メーカーの汎用装置が中心の市場で、規模の小ささから競争力が出にくいことを課題として挙げているが、優位性の具体的な裏付けは薄い。

  • 課題の認識と解決3

    汎用装置ではコストで競争できないという課題を認識し、専用集塵機や専用設計ノズルで対応する方向は示されている。

事業の実現可能性36%
  • 付加価値・賃上げの目標1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 事業を進める体制2

    従業員4人との記載はあるが、補助事業を遂行する人材や事務処理体制の詳細は書かれていない。

  • 顧客とニーズの裏付け4

    通気性を高めた絆創膏への微細加工や、業界を問わず集塵機の引き合いが増えているという需要の記載がある。

  • 事業化までの道筋1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 財務と資金の調達1

    資本金1,000万円の記載はあるが、資金調達の見込みや財務状況は書かれていません。

新市場性・高付加価値性60%
  • 新しさ・高付加価値3

    レーザー加工時の粉塵を吸引する専用集塵機で、汎用品と差別化した専用設計を打ち出している点が読み取れる。

公的補助の必要性33%
  • 波及効果・雇用2

    医療用フィルムの加工という用途は書かれているが、国が補助する理由となる波及効果や雇用創出の記載はない。

  • 費用対効果1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • イノベーションへの貢献2

    レーザー加工と集塵機を組み合わせた装置開発はうかがえるが、サプライチェーン全体への貢献は書かれていない。

政策面30%
  • 成長分野への進出2

    医療用フィルムの微細加工という分野に進出している点はうかがえるが、市場成長や構造転換への言及はない。

  • 地域経済への波及1

    地域の特性を活かした事業であることや地域経済への効果は書かれていません。

5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成26年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。