ものづくり補助金平成26年度製造業神奈川県

業界最小サイズ超小型フリップチップ実装センサパッケージの開発

マイクロモジュールテクノロジー株式会社

この事例のポイント

  • 従来のワイヤボンディングによる接合では、イメージセンサーを回路基板に接続する部分が一定以上の大きさになり、カメラモジュールの小型化に限界があった。
  • 光学機能の一部を備えたフリップチップ実装と呼ばれる構造による、業界最小センサーの実装工法と製造装置を開発した。
  • 社名にもなっているマイクロモジュールの封止技術を開発したことで、米粒サイズのモジュールでも安定して接合できるようになった。

事業者のプロフィール

事業者名マイクロモジュールテクノロジー株式会社
所在地神奈川県
業種電子部品・デバイス・電子回路製造業
技術分野接合・実装

事業の背景

立ち上げ当初から、カメラモジュールの小型化ニーズがあることを把握しており、技術構想も持っていた。そのため、モジュール小型化のための受託開発や試作の事業を始めた。その後、カメラモジュール関連の受託開発や試作が増えた。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 新製品・新技術従来のワイヤボンディングによる接合では、イメージセンサーを回路基板に接続する部分が一定以上の大きさになり、カメラモジュールの小型化に限界があった。

やったこと

光学機能の一部を備えたフリップチップ実装と呼ばれる構造による、業界最小センサーの実装工法と製造装置を開発した。超細径が要求される医療・工業用内視鏡カメラ市場への展開を目指した。そのための機械装置をものづくり補助金で購入した。

その他業界最小センサーの実装製造装置

新しい製品・サービス:光学機能の一部を備えたフリップチップ実装構造による業界最小センサーの実装工法

事業の効果

社名にもなっているマイクロモジュールの封止技術を開発したことで、米粒サイズのモジュールでも安定して接合できるようになった。補助事業で開発した技術を活用し、新たな市場開拓を目指す。超細径の医療・工業用内視鏡カメラ市場への展開も目指している。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています

観点の平均2.4 / 5

出典:公募要領 p.44(審査項目)

経営戦略との整合性60%
  • これまでの取組との一貫性3

    立ち上げ当初からカメラモジュールの小型化ニーズを把握し技術構想を持っていたと書かれており、事業の一貫性はうかがえるが経営戦略上の位置付けは具体的でない。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性3

    米粒サイズのモジュールを安定接合できる封止技術が強みとして示され、医療・工業用内視鏡カメラ市場への展開も述べられているが、競争環境の記述は薄い。

  • 課題の認識と解決3

    従来のワイヤボンディングは一定以上の大きさになる課題があり、フリップチップ実装で解決したと読めるが、事業計画の数値や高付加価値化の具体策は示されていない。

事業の実現可能性44%
  • 付加価値・賃上げの目標1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 事業を進める体制2

    受託開発や試作の事業を立ち上げ、受注が増えたとうかがえるが、人材や事務処理体制の記述は見当たらない。

  • 顧客とニーズの裏付け4

    業界最小センサーの実装工法と製造装置を開発し、医療・工業用内視鏡カメラという顧客ターゲットと小型化ニーズが具体的に示されている。

  • 事業化までの道筋3

    超細径が要求される内視鏡カメラ市場への展開を目指すという方向性はあるが、スケジュールや課題解決の方法は書かれていない。

  • 財務と資金の調達1

    公開されている事例からは読み取れません。

新市場性・高付加価値性100%
  • 新しさ・高付加価値5

    光学機能を備えたフリップチップ実装による業界最小センサーの実装工法と製造装置を開発したと明記され、同分野で高水準の技術である。

公的補助の必要性40%
  • 波及効果・雇用2

    カメラモジュールの小型化は内視鏡など新市場の創出につながるとうかがえるが、経済波及や雇用への言及は書かれていない。

  • 費用対効果1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • イノベーションへの貢献3

    独自の封止技術で超細径内視鏡カメラ市場への展開を目指すとあり、サプライチェーンへの貢献はうかがえるが具体性は薄い。

政策面30%
  • 成長分野への進出2

    小型化技術を新たな市場開拓に活用するとあり、成長分野への進出がうかがえるが、構造転換への言及は見当たらない。

  • 地域経済への波及1

    公開されている事例からは読み取れません。

5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成26年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。