ソーラーシェアリングでの太陽電池を太陽に追尾させる装置の開発
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
新和メッキ工業株式会社
成果金の使用量 100%→38%
| 事業者名 | 新和メッキ工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 新潟県 上越市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 表面処理 |
| 従業員数 | 16人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1961年 |
現在、高機能照明分野の一部製品に金めっきが採用されており、金めっき被膜の高反射性が求められている。安定資産としての金の人気により金価格は高止まりで推移しており、コスト削減が大きな課題となっていた。そこで部分金めっきを開発し、低コスト化と高付加価値化により高機能照明分野の市場獲得を目指した。
抱えていた課題
やったこと
アルミダイキャストに対し、素材を最も傷つけない前処理プロセスを実験・試作で開発し、アルミダイキャスト用前処理設備を導入した。ダイキャスト素材はシリカを多く含むため、酸性フッ化アンモンを用いてシリカ成分を除去する独自の前処理工程を確立した。無電解ニッケルめっきは適切なめっき液を選定し、無電解ニッケルめっき設備を導入して、被膜10μm〜15μmを均一に析出させた。素材の巣穴内部までめっきを行うため、超音波洗浄装置を利用した工程を確立した。金めっきは顧客要求を満たすめっき液を選定し、金めっき装置を開発したうえで、金回収装置及びシアン回収装置を導入した。電気の流れが良く析出が速すぎるため弱い電気で管理し、均一な金めっきを実現した。穴の中のみに金めっきを行う冶具を試作し、部分金めっきプロセスを開発した。蛍光X線膜厚検査装置で無電解ニッケルめっきと金めっきの膜厚を測定してコスト計算を行い、デジタルマイクロスコープで各表面を観察して被膜を評価した。
| その他 | アルミダイキャスト用前処理設備 |
|---|---|
| 加工機 | 無電解ニッケルめっき設備 |
| 加工機 | 金めっき装置 |
| その他 | 金回収装置 |
| その他 | シアン回収装置 |
| その他 | 超音波洗浄装置 |
| 検査測定 | 蛍光X線膜厚検査装置 |
| 検査測定 | デジタルマイクロスコープ |
新しい製品・サービス:部分金めっきプロセスによる高機能照明向け金めっき製品
部分金めっきの開発により、従来の全面金めっきに比べて金の質量を62%削減でき、金地金代の低コスト化が実現した。筒の中の金めっき膜厚は従来の5倍、光沢度は1.5倍となり、高付加価値化も実現した。平成28年から量産が始まり、平成29年現在では会社の主力部門へと成長した。今後も生産数の伸びが見込まれ、設備投資などによる生産工程の最適化と効率化を図る。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
従来は全面金めっきで、金の高反射性を求めた取組が一部採用されていたとの記載があり、既存事業との関連は読めるが、経営戦略上の位置づけは明記されていない。
金価格の高止まりでコスト削減が課題、高機能照明分野の市場獲得を目指すとあり外部環境は触れている。ただし自社の強み・弱みの分析は書かれていない。
金価格高止まりによるコスト削減が課題と明示され、部分金めっきで金質量を62%削減し、低コスト化を実現したと結果まで記載されている。
金の質量を62%削減、膜厚5倍、光沢度1.5倍と具体的な数値目標・実績が示されているが、賃上げや付加価値額の目標は書かれていない。
5つの技術的課題それぞれに取り組んだと記載があるが、人材や事務処理体制についての記述は薄い。
高機能照明分野で高反射性の金めっきが求められるという用途は書かれているが、顧客ターゲットや選ばれる理由の整理は薄い。
5つの技術的課題ごとに前処理・無電解ニッケル・金めっき・冶具・評価の取組が順に示され、課題解決の方法が具体的に書かれている。
公開されている事例からは読み取れません。
従来の全面金めっきに対し、部分金めっきで膜厚5倍、光沢度1.5倍と同分野内で高付加価値化を図った点が数値で示されている。
高機能照明分野の市場獲得を目指すとあるが、雇用創出や波及効果など国が補助する理由は明示されていない。
金の質量を62%削減し、膜厚5倍と光沢度1.5倍を実現し、量産後は主力部門へ成長したと費用対効果の結果が示されている。
公開されている事例からは読み取れません。
高機能照明分野への進出が書かれているが、日本経済の構造転換への言及はない。
上越市の企業であることは所在地から分かるが、地域の特性を活かした取組としては記述されていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
部分金めっきの量産は平成28年に始まり、平成29年現在で主力部門へ成長した。今後も生産数は伸びると予測され、設備投資などを行いながら生産工程の最適化及び効率化を図る。
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
半自動アルマイトラインを稼働させ、純粋装置と超音波装置を取り付けて量産使用の目途を立てた。
模擬考古学史料として埴輪や陶磁器など9種類を用意し、3Dスキャナ、3D・CAD、CNCルーター切削加工機の設備投資を行った。
効果:模擬考古学史料の試作緩衝材の評価完了数 9種類→6種類