回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社スガマサ
成果成形スピード 400㎜/秒→500㎜/秒
| 事業者名 | 株式会社スガマサ |
|---|---|
| 所在地 | 富山県 高岡市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工,製造環境 |
| 従業員数 | 35人 |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 設立 | 1987年 |
当社は昭和62年にアルミ建材メーカーとして創業し、営業、設計、製造、施工までを一貫して担う建設・製造業となった。主な製品はアルミ内外装パネルやアルミ型材ルーバーなどである。アルミ外装ルーバーは当社の売上高の約10%を占める。国内のアルミ外装ルーバー市場は約2分の1を海外企業の日本法人が占めていた。
抱えていた課題
やったこと
アルミ嵌合固定式ルーバー「サン・バンテージ」中低層用の生産性を向上させるため、フォーミング加工機を導入し、オリジナル加工機の製作に取り組んだ。成形軸を従来機の3軸から新型機では5軸に増設し、高品質の製品を安定的に生産できるようにした。微調整を簡単にできる調整ハンドルを取り付けた。新型機は作業する従業員の意見をまとめ、工作機メーカーと綿密な調整を重ねて製作した。新型機で製造した製品は富山県産業技術研究開発センターで強度試験を実施し、安全性を確認した。
| 加工機 | フォーミング加工機(アルミ成形加工機) |
|---|
新型機により成形スピードが25%向上し、生産能力が高まった。成形軸を増やしたことで成形形状が安定し、高品質の製品を安定的に生産できるようになった。調整ハンドルにより微調整の時間と手間が減り、熟練作業者以外でも調整できるようになった。色による形状の変化も解消された。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
既存の型材・ルーバー事業の延長として成形加工機を刷新する内容だが、経営戦略上の位置づけ自体は具体的に書かれていない。
アルミ外装ルーバー市場の約2分の1を海外企業の日本法人が占め、撤退による業界変化を機会と捉えている点が具体的に書かれている。
成形形状のばらつきと調整に10~20分かかる課題を認識し、調整5分への短縮と成形軸3軸から5軸への増設で解決する計画が示されている。
成形スピード400mmから500mmへ25%アップ、調整時間10~20分から5分への短縮など数値目標と実績が示されている。ただし付加価値額や賃上げの目標は書かれていない。
作業員の意見を集約し工作機メーカーと綿密に調整したとあるが、補助事業を遂行する体制や事務処理能力の記述は乏しい。
平面・斜め配置や開口率を変えられる製品特徴、デザイン性や耐久性などの特徴は書かれているが、顧客ターゲットの整理は薄い。
今後は新規受注やOEM受託先の開拓と営業強化を課題としているが、スケジュールや遂行方法は具体的に書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
アルミ外装ルーバーで高水準の製品を扱うが、ジャンルの普及度や高付加価値化の度合いを示す数値は書かれていない。
北陸新幹線新高岡駅舎や公共施設への採用など地域の建築事例はあるが、雇用創出や波及効果の記述は限られる。
生産能力向上の効果は書かれているが、補助金額に対する付加価値増加や費用対効果を示す数値はない。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
富山県高岡市の企業で北陸新幹線関連の建築案件に携わるなど地域性はうかがえるが、地域経済の牽引効果は書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後は新規受注やOEMの受託先を開拓し、売上を伸ばすことが課題となる。海外企業の日本法人が日本市場から撤退する機会を逃さず、営業を強化して受注拡大を図りたいとしている。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。