回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社ヤマト醤油味噌
| 事業者名 | 株式会社ヤマト醤油味噌 |
|---|---|
| 所在地 | 石川県 金沢市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 39人 |
| 資本金 | 1億円 |
| 設立 | 1911年 |
創業地の金沢市大野町は400年前から醸造業が栄えた町で、同社は北陸の自然を活かした醤油・味噌・甘酒・たれ・つゆなどの糀調味料を製造している。同社は2013年以降ヨーロッパに醤油を輸出している。和食の広がりとともに海外で糀を用いた発酵調味料の需要が増えている。
抱えていた課題
やったこと
新たな設備投資として小袋充填装置を購入し、小袋入りの糀調味料を製造できる生産体制を整えた。海外市場で需要がある小袋入り糀調味料の試作開発を行った。湯を注ぐだけで使える簡便な出汁入り味噌を小袋に充填する試作を行った。今後5年かけて1年に1品ずつ開発・製品化することを目指している。
| 加工機 | 小袋充填装置 |
|---|
新しい製品・サービス:湯を注ぐだけで使える簡便な出汁入り味噌(小袋入り)
湯を注ぐだけで使える出汁入り味噌を小袋に充填して商品化した。海外ユーザーからの評価は高い。包材を工夫したことで耐久性が増した。この商品は欧州向け市場の開拓で大きな戦力になると予想される。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
2013年以降のヨーロッパへの醤油輸出実績と糀を活かした発酵調味料づくりの継続が書かれ、事業の一貫性はうかがえる。
欧州得意先から小袋商品の商品化要望があったこと、400年の醸造業の町で糀調味料を続けていることが書かれているが、競争優位の定量的な根拠は薄い。
小袋充填設備がないため開発に歯止めがかかっていたという課題が明確で、充填装置の導入で解決し、今後5年で1年1品ずつ製品化する計画が示されている。
付加価値額や賃上げの目標値は書かれておらず、欧州市場での大きな戦力になると予想される、という定性的な記述にとどまる。
従業員39人、資本金10,000千円の記載はあるが、補助事業を遂行する体制や人材配置の具体的な記述は読み取れない。
小袋入りは使い切りやすく単位あたり輸送コストが低いこと、欧州の得意先からの具体的な要望があり、顧客ニーズの裏付けが示されている。
今後5年かけて1年1品ずつ開発・製品化する遂行スケジュールが示されており、課題解決の方法も小袋充填装置の購入として明確である。
公開されている事例からは読み取れません。
小袋入り糀調味料は海外で需要が増している分野とされ、化学調味料や保存料を使わない無添加を特徴としているが、高付加価値化の水準は数字で示されていない。
和食の広がりに伴う海外需要の増加や欧州向け市場の開拓という国の施策に沿う内容だが、経済波及や雇用創出の具体的な数字は書かれていない。
補助金投入額に対する付加価値増加や生産性向上の数値は書かれておらず、費用対効果はうかがえる程度にとどまる。
公開されている事例からは読み取れません。
和食・発酵調味料の海外需要の増加を取り込む海外市場開拓の方向性が書かれ、輸出拡大による構造転換への寄与がうかがえる。
創業地の金沢・大野町は400年前から醸造業が栄え、北陸の自然を活かした糀調味料づくりを続け、糀パークで地域の発信拠点としている。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後5年かけて1年に1品ずつ小袋入り糀調味料を開発・製品化していくことが次の目標である。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
旋削加工とマシニング加工を一台で行える最新型マシニングセンタ(複合加工機)を導入した。
効果:半導体装置のフッ素樹脂部品20個の加工所要時間 1,310分→950分
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。