おかずみその殺菌方法の変更による安全性、作業環境改善、コストダウンの実現
温水加熱ニーダー等3機種を導入し、製品の湯煎殺菌とどぶ漬け殺菌の方法を新たな独自の殺菌方法に変更した。
効果:ボイラー燃料費(年間) 256万円→84.9万円
オカモト鐵工株式会社
成果穴明け精度は100%になる。
| 事業者名 | オカモト鐵工株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 福井県 福井市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 80人 |
| 資本金 | 7,500万円 |
| 設立 | 1956年 |
オカモト鐵工は創業以来、鉄鋼の部材や建物、橋などの設計・製作・施工を行い、福井県内をはじめ日本各地に幅広い市場を持っている。近年は耐震・免震部材や高速鉄道橋梁用部材の品質要求が高まり、特に建築現場で部材同士を繋ぎ合わせる接合部材への穴明けにミリ単位の高精度加工が求められるようになった。現在は事業全体の80%ほどが県外からの受注である。
抱えていた課題
やったこと
コンピュータ数値制御により高精度な穴明けが可能で、複雑な形状の鋼板の穴明けも得意とする高速位置決め機能付CNCドリルマシン(型番CM-16QQL)を導入した。製図用CADの穴明けデータをUSBメモリから取り込み、機械が自動的にドリルの位置を決める仕組みである。鋼板を機械にセットするだけで、事前に読み込んだ図面通りの位置に穴明けができるようになった。これまで外注していた複雑な形の鋼板の加工も自社で対応できるようになった。専門分野を学んでいない人も入社後の指導でパソコンを使って製図できるようになる。
穴明け加工の高精度化と生産力の強化を実現した。図面通りの位置に穴明けできるため建築現場での作業がスムーズになり、顧客からの信頼も高まった。従来の手作業に比べ1日当たりの穴明け加工量は30枚増加し、外注していた複雑な形の鋼板加工を自社で行えるようになったことで約25%のコスト削減を実現した。作業能率の向上により長時間労働の削減にもつながり、経験の浅い作業員や女性でも簡単な操作で高精度な加工ができるようになって人材活躍の場が広がった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
鉄骨・橋梁の設計製作施工を創業以来続け、接合部材の穴明け高精度化に取り組んだ経緯が書かれている。経営戦略上の位置付けは具体的には示されていない。
県外受注が事業全体の80%ほどで、複雑形状の穴明けを自社対応できるようになり、外注30%分を内製化した点が強みとして書かれている。
熟練依存の手作業加工を課題として認識し、CNCドリルマシン導入で穴明けを自動化したと書かれている。ただし高付加価値化の定量目標は限定的。
1日当たりの穴明け加工量が30枚増、外注分の内製化で約25%のコスト削減を実現したと数字で示されている。
従業員80人の企業で、経験の浅い作業員や女性でも操作できる体制づくりに触れているが、補助事業の遂行体制の詳細は書かれていない。
建築現場での接合部材の高精度要求や、穴位置が図面と一致することによる顧客信頼向上が具体的に書かれている。
今後は3次元加工などの導入検討と生産性向上を狙うと書かれているが、スケジュールや課題解決方法は示されていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
高精度な穴明け加工と複雑形状の鋼板加工に対応する技術で差別化を図ると書かれているが、市場での希少性の数値根拠は乏しい。
高層ビルや橋梁など建造物の安全性向上に触れているが、地域経済波及や雇用創出の積極的理由は書かれていない。
約25%のコスト削減と1日30枚の加工量増加という数字があり、費用対効果の一端がうかがえる。
CAD穴明けデータのUSB取込など数値制御の活用はあるが、サプライチェーン全体のイノベーションへの貢献は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
福井県内を拠点に県外へ受注を広げ、地域の雇用や女性の採用にも触れているが、地域経済の牽引としての記述は薄い。
本事業で確立した高精度な加工技術をもとに顧客からの信頼を高め、新規受注の拡大を目指す。3次元加工などの最新技術の導入も検討し、さらなる生産性の向上を狙う。
最新の技術を生かし、安全性の高い建造物を後世に残してもらいたい。
公式の事例集より(原文のまま)
温水加熱ニーダー等3機種を導入し、製品の湯煎殺菌とどぶ漬け殺菌の方法を新たな独自の殺菌方法に変更した。
効果:ボイラー燃料費(年間) 256万円→84.9万円
平成25年度ものづくり補助金を活用し、人手に依存せず検査精度と生産性を向上させる「ねじ寸法自動計測システム」を試作開発した。
効果:計測面の焦点深度 2mm→5mm
株式会社キーエンスの画像寸法測定器IM-6700を導入し、技術担当者から操作方法の訓練を受けた。
効果:測定時間 5分→0.004分