画像式異物除去装置・殺菌機導入による品質向上と販路拡大
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
株式会社 立沢化成
| 事業者名 | 株式会社 立沢化成 |
|---|---|
| 所在地 | 山梨県 笛吹市 |
| 業種 | プラスチック製品製造業 |
| 技術分野 | 機械制御,材料製造プロセス,測定計測,複合・新機能材料,立体造形 |
| 従業員数 | 70人 |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 設立 | 1948年 |
主力はメディアケースなどのプラスチック製品で、特にスリムケースは国内生産の大半を同社が担っているとされる。プラスチック成形加工をコア事業とし、開発段階から参画する提案型の受注と、金型の設計・製作までの社内一貫生産を強みにしている。取引メーカーから3Dプリンタ用フィラメントを製作できないかとの相談があったことが、今回の取り組みのきっかけになった。
抱えていた課題
やったこと
3Dプリンタ用の線材を、直径φ1.75mm±0.025という高精度かつ高生産性で仕上げられる装置の開発に取り組んだ。社内で行ってきたルーダー加工の技術を基に、ストランド1本出しの専用機として特注線材押出成形装置を設計・製作した。ギヤの回転数や送り出しスピード、添加剤、コンパウンドの程度などを調整しながら試作を繰り返した。あわせて、この線材を大手樹脂メーカーへ受託納入するとともに、新素材に対応した生産技術の開発を行った。
| 加工機 | 特注線材押出成形装置 |
|---|
新しい製品・サービス:3Dプリンタ用フィラメント(ABS材)
補助事業により、3Dプリンタ用フィラメントを製造する専用の押出成形装置を開発し、ABS材の生産に成功した。ただし、気温や湿度、発生ガスなどの影響でばらつきが生じることがあり、まだ完成とは言えない段階にある。今後は多くの要素の絶対バランスを数値化し、安定して生産できるようにすることが目指されている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
コア事業はプラスチック成形加工で、社内のルーダー加工技術を基に3Dプリンタ用フィラメント装置を開発したとあるが、経営戦略上の位置付けは明示されていない。
既存機は線径精度の要求に応えられず、金型設計製作を社内一貫で行える体制を強みとして挙げているが、市場動向の記述は薄い。
線径のばらつきを課題として認識しているが、事業計画としての高付加価値化や成長の数値・道筋は読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
社内の成形技術や試行錯誤の経験はうかがえるが、補助事業を遂行する人材や事務体制の具体的記述はない。
取引メーカーからの相談を起点とし、ABSの外観部品適性やPLAの特徴に触れているが、ターゲットや選ばれる理由の整理は薄い。
ABSの安定生産に向けた実験の継続は示されるが、中長期のスケジュールや課題解決の方法は明示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
3Dプリンタのフィラメント製造で、線径±0.025mmの高精度を目指す点は読み取れるが、市場の認知度や高価格化の具体的数字はない。
特許切れで安価な3Dプリンタが普及している点に触れるが、国が補助する波及効果や雇用創出の記述は読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
新素材に対応した生産技術の開発に触れるが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献の具体性は薄い。
3Dプリンタ用フィラメントという成長分野への進出はうかがえるが、日本経済の構造転換に資する根拠の記述は乏しい。
山梨県笛吹市に立地する企業だが、地域特性を活かした付加価値や雇用創出の記述はわずかにうかがえる程度。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
製造の絶対バランスを数値化し、フィラメントを安定して生産できるようにすること。
まだ不安定な部分もある。理論上頭の中では完全に出来上がっているんだけどね。
公式の事例集より(原文のまま)
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%