画像式異物除去装置・殺菌機導入による品質向上と販路拡大
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
株式会社オオタ
成果製作時間を半減した
| 事業者名 | 株式会社オオタ |
|---|---|
| 所在地 | 長野県 松本市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 60人 |
| 資本金 | 5,000万円 |
| 設立 | 1971年 |
同社は昭和46年創業の精密金型・精密プレス加工の会社で、順送プレス加工に特化し、電気製品や通信機器、パソコンなどの部品を手がけてきた。現在は冷間鍛造にも力を入れ、切削加工をプレスに置き換えて自動車部品を中心に生産している。自動車産業では燃費向上のための軽量化により高強度材料の採用が著しく進んでいる。
抱えていた課題
やったこと
非接触光学式3次元デジタイザ(ATOS)を導入し、製品の画像を取得してシステム上で3Dデータに置き換えて表示する形で技術のデジタル化を図った。このデータにより金型の減りがどこに、どれぐらい生じているかを3Dで把握でき、次の手を打つ時間が大幅に短縮された。顧客との打ち合わせもデータを見ながら行えるようになった。
| 検査測定 | 非接触光学式3次元デジタイザ(ATOS) |
|---|
3次元デジタイザーの導入により技術のデジタル化が進み、高強度材料に耐える高精度プレス金型の製作時間が半減した。金型の減り具合を3Dで把握できるため、対応のスピードが大幅に上がった。顧客との打ち合わせもデータを見ながら進められ、高い評価を得ている。今後は金型受注の倍増を目指す。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去の取組として順送プレスへの特化や特許取得が書かれ、事業の一貫性は読み取れるが、経営戦略上の位置付けは明記されていない。
高強度材料の需要増や同業での導入例の少なさに触れ、差別化の方向は読めるが、市場データや定量的な競争優位の根拠は示されていない。
金型の減りが見えず トライ期間・回数が増える課題を挙げ、製作時間を半減させ金型受注の倍増を目指すと、課題と目標が具体的に対応している。
製作時間を半減、受注倍増という数値目標が示されている。実現可能性の根拠は薄いが目標値は具体的。
従業員60名、半数近くが技術者と書かれ体制の一端はうかがえるが、補助事業を遂行する具体的な体制や事務処理体制は記載がない。
顧客との打ち合わせをデータで行い高い評価を得ている点や、ユーザーニーズに合った製品開発が書かれているが、ターゲットの整理は薄い。
導入後の遂行方法やスケジュール、中長期の課題検証についての記述は事例からはほぼ読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
高強度材料の金型製作は難加工材を扱い、同業での導入例が全国的にほとんどないと書かれ、高水準の技術分野であることが読み取れる。
自動車部品の軽量化や燃費向上という社会的背景は書かれるが、経済波及や雇用創出など国が補助する積極的理由は記載がない。
半減や倍増といった効果は示されるが、補助金投入額に対する付加価値増加や費用対効果の数値は記載されていない。
3次元デジタイザーによる技術のデジタル化で、サプライチェーンへの貢献がうかがえるが、先端デジタル技術の位置付けは具体性が薄い。
自動車産業の軽量化という成長分野への対応がうかがえるが、日本経済の構造転換に資するとまでは書かれていない。
松本市の企業である点はうかがえるが、地域特性を活かした雇用創出や地域経済への貢献は記載されていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
精度の高い製品を受注する機会が増えることを期待している。
同業社での導入は全国的にもほとんど例がなく、採択していただいたのはとてもラッキーでした。他社とは違った視点で見られるので、より精密な製品を受注するチャンスが増える
公式の事例集より(原文のまま)
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%