回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社スギムラ精工
| 事業者名 | 株式会社スギムラ精工 |
|---|---|
| 所在地 | 長野県 岡谷市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 52人 |
| 資本金 | 1億円 |
| 設立 | 1980年 |
同社は自動車部品を中心とする金属プレス加工・金型製作メーカーで、1980年創業。家電・カメラ・AV機器関連部品を中心に実績を伸ばしてきたが、2003年に高付加価値・高難度の仕事への転換を図り、自動車部品に照準を定めた。05年には塑性加工研究部門を立ち上げ、厚板の精密せん断加工技術に着手した。
抱えていた課題
やったこと
バリ取り機、洗浄機、XYレベラーを導入し、プレス精密せん断加工後の2次加工を一貫して行うラインを構築した。多板クラッチ用コアプレートは1,000MPa級素材を使用し、プレス加工と2次加工を組み合わせて要求される部品精度を満たすことを目指した。平成24年度からは歯車部品の焼結からプレス加工への工法転換、25年度からは超硬金型部品の内製化による板鍛造技術の高度化に取り組み、段階的に加工技術を高めてきた。
| その他 | バリ取り機 |
|---|---|
| その他 | 洗浄機 |
| その他 | XYレベラー |
バリ取り機、洗浄機、XYレベラーによる一貫ラインを構築したことで、1,000MPa級素材を使う多板クラッチ用コアプレートの生産が可能になった。要求される部品精度を満たし、安定生産を実現した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
平成24〜26年度と板鍛造・超硬金型・精密せん断へ技術を継続投資しており、一貫性は読み取れるが経営戦略上の位置付けは明示されていない。
独自工法KCFや汎用プレス機で低コストかつ高いせん断面品質を実現し、自動車部品の高難度加工で競争優位を持つことが具体的に書かれている。
1,000MPa級素材の精度要求という課題に対し2次加工ラインを構築した点は読み取れるが、高付加価値化・成長への定量的計画は薄い。
要求精度を満たし安定生産が可能になったとあるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
社長の技術経験や女性社員の多い職場、財務見直しへの取組から体制はうかがえるが、補助事業の遂行体制は具体的に書かれていない。
多板クラッチ用コアプレートの要求精度と顧客ニーズへの対応は書かれているが、顧客ターゲットや選ばれる理由の整理は薄い。
一貫ラインの導入と安定生産の実現は書かれているが、中長期の課題検証やスケジュールの記述はほとんどない。
2017年に資本金を1億円に増資し一部上場企業と資本業務提携したと書かれ、資金調達の一端がうかがえる。
1,000MPa級素材の多板クラッチ用コアプレートを高精度で量産する点は、同分野で高水準の高付加価値化を図るものと読み取れる。
公開されている事例からは読み取れません。
低コスト化やコストダウンへの言及はあるが、補助金投入額に対する付加価値増加などの数値は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
自動車部品分野への転換や先端的な加工技術の開発がうかがえるが、日本経済の構造転換への言及はない。
岡谷市の地域企業として技術提案を続けている点はうかがえるが、地域の経済成長や雇用創出への具体的記述はない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
同社は2017年に自動車および産業機械部品の一部上場企業と資本業務提携し、資本金を1億円に増資した。顧客の要望に応える生産体制の拡大と、製品シェアや性能で「世界一」を目指している。
「一見、切削加工しているように見えますが、プレスだけで仕上げています。他社では絶対にできないものもありますよ」
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
5軸複合加工機を新規導入した。
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