ものづくり補助金平成24年度京都府

無線線量測定器と線量表示システム の開発

株式会社扶桑プレシジョン

この事例のポイント

  • 最初に作った装置は形が大きく単価も高かったため、価格を抑えて製品化する必要があった。
  • 最初に作成したものは形が大きく単価も高かったため、より小さく電池を長持ちさせること、単価を抑えて製品化すること、大手流通チェーン店に置いてもらえるものにすることを目指して開発を進…
  • 省電力化を実現した設計により単価を抑えることができ、量産が可能となった。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社扶桑プレシジョン
所在地京都府 京都市
業種その他の製造業
技術分野繊維加工
従業員数7人
設立1995年

事業の背景

東日本大震災の後、義援金を送るのではなく自分たちにできることを考えていた。その中で、一般の人が海外製の高価な放射能計測器を購入していることを知った。一方で、計測器そのものが国内では普及していなかった。そこで独自の放射線計測機を開発し、寄付した。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • コスト・採算最初に作った装置は形が大きく単価も高かったため、価格を抑えて製品化する必要があった。
  • 新製品・新技術電池を長持ちさせるため、小型化と省電力化を実現するデバイスとソフトウェアの開発が必要だった。
  • 販路・情報発信大手流通チェーン店に置いてもらえる製品にすることを目指していた。

やったこと

最初に作成したものは形が大きく単価も高かったため、より小さく電池を長持ちさせること、単価を抑えて製品化すること、大手流通チェーン店に置いてもらえるものにすることを目指して開発を進めた。その結果、小型で省電力化したデバイスとソフトウェアを実現した。放射線量の測定データが定期的に自動送信され、その測定データを携帯電話やスマートフォンから手軽に閲覧できる仕組みとした。

新しい製品・サービス:無線線量測定器と線量表示システム

事業の効果

省電力化を実現した設計により単価を抑えることができ、量産が可能となった。全国チェーン店舗に置くサービスは通信インフラや電気代の課題があり実現できなかった。現在は高価格の写真印刷機に付随させて全国チェーン店舗に販売を進めており、日常の中で定点観測ができ住民サービスにつながると考えている。販売台数と売上の見込みとして、3年目(28年度)1000台(約1万円/台)、4年目(29年度)2000台(約2000万円)、5年目(30年度)10000台(約1億円)が示されている。

今後の展望

写真印刷機に付随させて全国チェーン店舗に販売する。将来的には民間のお天気サービスのような情報提供サービスも考えている。自治体などに無料で貸し出して実績を積み、測定データを統計として学問に使ってもらえるものにしたい。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成24年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。