回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社豆の匠中島豆腐
成果20%の高濃度豆乳を抽出できる機械を導入
| 事業者名 | 株式会社豆の匠中島豆腐 |
|---|---|
| 所在地 | 岐阜県 中津川市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 従業員数 | 7人 |
| 資本金 | 100万円 |
| 設立 | 1949年 |
1949年創業で、現社長が3代目。恵那山麓の清水と国産大豆、海水にがりを使った「御豆腐」を全国の百貨店で販売している。以前は輸入大豆の豆腐を地元スーパーに卸していたが、15年ほど前に国産大豆とにがりを使う独自商品へ方向転換し、スーパーから撤退して百貨店に販路を広げた。2015年2月に農林水産省から経営技術を認められ表彰を受けた。
抱えていた課題
やったこと
高濃度豆乳の抽出が可能な機械を導入した。機械メーカーと綿密に打ち合わせを行い、従来の搾り機よりも高性能な機械の開発を進めた。温度や搾りのスピードにこだわり、釜に詰めた全ての大豆を均等に煮詰めるため高温対応を重視し、試行錯誤を重ねた。結果、20%の高濃度豆乳を抽出できる機械を導入し、磨砕、煮沸、搾りまでの工程をスムーズに行えるようにした。
| 加工機 | 高濃度豆乳抽出機械 |
|---|
新しい製品・サービス:高濃度豆乳を活用した豆腐等の加工商品
高濃度豆乳の抽出により、しっかりとした味の豆腐を安定して生産できるようになった。磨砕から搾りまでの作業時間が大幅に短縮され、労働時間も減った。1日800個の生産が可能となり、1日で売り切れるほどの人気となった。豆乳としての需要も生まれ、ブランド力も向上した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
1949年創業で、15年ほど前に輸入大豆から国産大豆とにがりの独自商品へ方向転換した経緯が書かれ、一貫した取組と読み取れる。
百貨店への販路拡大や、高濃度豆乳を使った業界初の関連商品という独自性が書かれ、強みを活かした優位性が読み取れる。
味のばらつきや手作業への依存という課題を挙げ、高濃度豆乳抽出機の導入で解決を図った流れが書かれている。
1日800個の生産や1,300円商品の販売が書かれるが、付加価値額の目標値や達成の見通しは明示されていない。
従業員7人で、後継者育成に力を入れると書かれるが、補助事業を遂行する体制の具体的な記述は薄い。
味がしっかりとした豆腐で食感が柔らかく介護食にも適すると書かれ、顧客ニーズと選ばれる理由が読み取れる。
パウチ豆乳の検討や後継者育成が今後の方針として書かれるが、スケジュールや課題解決の方法は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
普通の豆腐の3倍の大豆とにがりを使い、20%の高濃度豆乳を抽出する機械を導入し業界初と書かれ、高付加価値化が数字で示される。
国産大豆や恵那山麓の水を使う点はうかがえるが、地域経済や雇用への波及効果は書かれていない。
作業時間が大幅に短縮され利益が上がったと書かれるが、補助金額に対する効果の数値は示されていない。
機械化で手作業の部分を置き換えたことはうかがえるが、先端デジタル技術や新ビジネスモデルの記述はない。
公開されている事例からは読み取れません。
恵那山麓の清水や海水にがりなど地域の資源を活かした商品と書かれるが、地域経済の成長への寄与までは書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
パウチ入りの豆乳として持ち歩いて飲めるようにすることを現在検討中で、後継者の育成にも力を入れ、より一層の成長を目指している。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
低温・緩速熟成製塩装置を導入した。
効果:大粒結晶の割合(一つの塩取鍋あたり) 4kg→8kg