回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社ミヤニシ
成果300mm×200mmのサイズまでの加工に対応
| 事業者名 | 株式会社ミヤニシ |
|---|---|
| 所在地 | 岐阜県 美濃市 |
| 業種 | 印刷・同関連業 |
| 技術分野 | デザイン |
| 従業員数 | 13人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 1972年 |
昭和47年に個人経営で創業し、地場産業である包丁へのマーク加工を主として営んできた。現在も取引の7割強が刃物類へのマーク加工である。バブル期は大ロットの受注が大半を占めていたが、10年ほど前に自社でパソコン製版できるシステムを整えてから小ロット多品種の受注にも注力してきた。
抱えていた課題
やったこと
ファイバーレーザー加工機(KIIXEN KANAGATA FIBER 20 M XYR)を導入し、パソコンの制御ソフトやデザインソフトを活用した。これにより、従来のエッチングや平面スクリーン印刷で必要だった製版を不要にする新しい生産体制を構築した。加工可能なサイズは300mm×200mmまでで、ロータリージグを使うことで筒状のものにも簡単に加工できるようになった。レーザーでマークを入れるため商品にキズが付きにくく、深彫りや黒・白・茶色の彫り込み色の調整も可能になった。
| 加工機 | ファイバーレーザー加工機(KIIXEN KANAGATA FIBER 20 M XYR) |
|---|---|
| ソフト | 制御ソフト・デザインソフト |
| その他 | ロータリージグ |
新しい製品・サービス:キーホルダー、盾、タンブラーなどのアニバーサリー商品や、イラスト・ロゴを施した小売商品
入稿したデザインを正確に再現できるようになり、包丁やキーホルダーなど様々なものにマーク加工を実施できた。細かな部品から300mm×200mmまでのサイズに対応でき、筒状のものにも簡単に加工できるようになった。高級な質感のキーホルダー制作を受注し、顧客から追加注文を得るなど高い評価を受けている。今後は小売事業へ参入し、アニバーサリー商品の開発を行う方針である。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
従来のエッチングや平面スクリーン印刷から、製版不要のファイバーレーザー加工へ移行したと書かれ、刃物中心の事業の延長とわかるが、経営戦略上の位置付けの記述は薄い。
取引の7割強が刃物類で、小ロット多品種の受注に注力し、全国から依頼が来ると具体的に書かれ、外部ニーズと自社の強みが結びついている。
大ロット中心から小ロット多品種へ移った課題に対し、製版不要で1個から安価に対応する体制を構築したと具体的に示されている。
付加価値額や賃上げの目標値は示されておらず、わずかに受注増や追加注文の事実がうかがえる程度。
社員数13人や設立年は書かれるが、補助事業を遂行する人材や事務体制についての記述はわずかしかない。
細かい部品から300mm×200mmまでの加工、深彫り、0.05mmの再現性、高級な質感とPRポイントが具体的に書かれている。
今後は小売事業への参入を見据えるとあるが、遂行方法やスケジュール、課題解決の方法は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
ファイバーレーザーで凹凸のある金属や筒状物、深彫りに対応し、高級感ある質感に仕上げる点が具体的に示されている。
地場産業の包丁への加工を主とし、地域の産業に関わる点がうかがえるが、波及効果や雇用創出の数字は書かれていない。
製版が不要で小ロットでも安価に対応できる点はうかがえるが、補助金額に対する付加価値増加の数字は書かれていない。
製版不要の新しい生産体制を構築したと書かれ、デジタル技術の活用は読み取れるが、サプライチェーンへの貢献は薄い。
小売事業への参入を見据えた商品開発が書かれているが、日本経済の構造転換への言及はわずかしかない。
美濃市の地場産業である包丁のマーク加工を主として営んできたと書かれ、地域の特性を活かした事業であることが読み取れる。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
結婚式や退職記念等のアニバーサリー商品や、イラスト・ロゴを施したキーホルダー・盾・タンブラーなどの小売商品の開発を進め、小売事業への参入を見据えている。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
顧客の要求を満たすため、段取り、治具の製作、仕掛りスペース、待ち時間を減らす新型の複合加工機を導入することにした。
効果:部品1個の完成までの日数 3日→2日
3S活動を発展させた生産革新活動をベースに、自社オリジナルの工程見える化システムを構築した。
効果:工程管理表作成の担当者数 3名→1名