回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
白扇酒造株式会社
| 事業者名 | 白扇酒造株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 岐阜県 川辺町 |
| 業種 | 飲料・たばこ・飼料製造業 |
| 技術分野 | バイオ |
当社は江戸時代後期に創業した酒造会社で、看板商品は本みりんである。本みりんは全国紙のランキングで料理のプロ50人が選ぶ調味料で第1位に選ばれたこともある。ほかに料理酒、清酒、焼酎も製造・販売している。
抱えていた課題
やったこと
本みりんの製造工程に、伝統的な製法と機械化を組み合わせた。本みりんは焼酎、もち蒸米、米麹を仕込んだ後に圧搾し、数年熟成させて出荷する。焼酎の安定的な増産のため、三角棚製麹機などの設備に投資し、約4割の増産を目指した。最初の焼酎の仕込みから4年後、設備投資後の焼酎を使った本みりんが熟成の終わった分から出荷されるようになった。
| 加工機 | 三角棚製麹機 |
|---|
焼酎の増産に向けた設備投資により、本みりんの生産体制を強化することを目指した。設備投資後の焼酎を使った本みりんが熟成後に出荷されるようになった。長い時間をかけて製造工程を改善し続けた点が特徴である。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
江戸時代後期創業の歴史と、焼酎の安定増産のための設備投資を組み合わせた取組が示されており、本みりん事業との一貫性が読み取れる。
看板商品の伝統製法や料理用途への軸足が語られるが、市場動向や競合に対する強み・弱みの分析は書かれていない。
焼酎の増産で40%程度を目指すという課題対応が示されるが、高付加価値化や成長につながる具体的な計画の記述は薄い。
設備投資で40%くらいの増産を目指したとあるが、付加価値額の目標や実現性の裏付けは書かれていない。
補助事業の遂行体制や人材、事務処理能力についての記述は見当たらず、わずかに工場運営がうかがえる程度である。
看板商品の特徴として全国紙ランキング1位や濃くまろやかな甘さ、照りを与える点が書かれ、選ばれる理由が読み取れる。
焼酎仕込みから4年を経て熟成後に出荷されるなど、長期の工程とスケジュールが具体的に示されている。
公開されている事例からは読み取れません。
料理のための本みりんに軸足を置く点や、全国紙ランキングで料理のプロ50人が選ぶ調味料1位になったことが示されている。
川辺町の新名所となりそうな空間づくりに触れるが、雇用創出や川上川下への波及効果の記述は読み取れない。
補助金の投入額と増産目標の関係は示されるが、付加価値額増加など費用対効果を裏付ける数値は書かれていない。
伝統的製法と機械化を組み合わせた先進的な製造工程とされるが、デジタル技術や地域サプライチェーンへの貢献は具体的でない。
公開されている事例からは読み取れません。
川辺町の新名所となる蔵リノベーションショップなど地域性を活かした取組が示されるが、雇用や地域成長への効果は書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
旋削加工とマシニング加工を一台で行える最新型マシニングセンタ(複合加工機)を導入した。
効果:半導体装置のフッ素樹脂部品20個の加工所要時間 1,310分→950分
小型容器の増産に対応するため、ワークの小型化に対応した簡易円周溶接装置を導入した。