自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
有限会社寺田製作所
成果外径研削の内製化によりリードタイムを9日短縮した
| 事業者名 | 有限会社寺田製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県 静岡市 |
| 業種 | 生産用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 設立 | 1967年 |
同社は昭和42年創業の金属切削加工による機械部品製造会社で、軸物やフランジ物の加工を得意としている。工作機械メーカーでは精度や耐久性への要求が高まり、既存取引先からの要望も高水準になっていた。競合他社との差別化が喫緊の課題だった。
抱えていた課題
やったこと
産業機械用スピンドルの精密部品について、断続研削の高精度化と生産プロセスの構築に取り組んだ。外径研削を内製化するため、ワーク外径部と端面部のそれぞれに定寸装置を備え、平面度と直角度を極限まで出すCNC円筒研削盤を機械メーカーと仕様を相談して導入した。砥石台のX軸の走りを独自仕様とし、外径研削の高精度・高効率化を狙った。新規設備の作業者として職業訓練校から1名を採用し、特級機械加工技能士保持者を技術顧問として臨時に雇用して、作業環境とノウハウの定着を図った。
| 加工機 | CNC円筒研削盤(自社仕様) |
|---|
外径研削の内製化により高品質かつ付加価値の高い生産プロセスを確立した。寸法公差は中央値の±10%以内の加工精度となり、平行度なども向上した。リードタイムを9日短縮し、スポット的な注文にも対応できるようになった。1日当たりの生産量も1.7倍に増えた。外観も綺麗なアヤメ文様が表面に現れ、客先から高品質で素早い対応が好評を得ている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業以来の金属切削加工と軸物・フランジ物の加工を得意とする事業の延長として外径研削の内製化が位置付けられている。
工作機械メーカーの精度要求が高まる中、同業他社の技術調査で汎用円筒研削盤が大半との把握に基づき差別化を図った。
外注していた外径研削を内製化し、リードタイムを9日短縮、1日当たり生産量1.7倍と数値で成果が示されている。
寸法公差は中央値の±10%以内、平行度は従来比80%の向上と目標値と結果が数字で示されている。
職業訓練校からの新規採用と特級機械加工技能士の技術顧問による作業者育成が記載されているが、体制の詳細は薄い。
他社がやらない単品モノを受注し、北海道から九州まで引き合いがあるなど、選ばれる理由が事例で示されている。
当初導入機械の専従作業者の抜擢や機械メーカーとの仕様相談は書かれているが、中長期の検証やスケジュールは書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
中央値の±10%以内の寸法精度や平行度80%向上など、同分野で高水準の精度を図る取組が読み取れる。
地域の中小製造業の技術力向上にうかがえるが、経済波及効果や雇用創出の具体的な記載は見当たらない。
リードタイム9日短縮や生産量1.7倍など、補助投入に対する生産性向上の効果が数字で示されている。
CNC円筒研削盤の導入は読み取れるが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献の記載は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
静岡市の地元の中小製造業として、高付加価値の精密部品加工を行う事業であることが読み取れる。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後も会社のハード・ソフト両面の拡充を図り、顧客対応力で唯一無二の企業を目指していく。
めんどくさい仕事を積極的にやろうー、と従業員とはよく話しています。
公式の事例集より(原文のまま)
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
本事業でシーツローラー乾燥機(アイロナー)を導入した。
効果:乾燥時間 1,440分→15分
新規設備としてCNC旋盤、CNC切断機(ポータブルCNC切断機)、2次元CAD/CAMシステムの3点を導入した。
効果:切断速度 100%→340%