ものづくり補助金平成25年度製造業静岡県

新大形放電加工機量産体制の早期確立と業界一の製造体制の確立

株式会社東洋機械製作所

この事例のポイント

  • 大手企業の内製化や不況の波を受ける下請けの立場から、生産性を高めて製造体制を強化する必要があった。
  • 平成24年度の補正予算では、これまで手つかずだった各種業務のIT化に投資し、会社の問題点を数値化して顕在化させることを目的に生産管理システムを構築した。
  • 大型5面加工機の導入により加工時間が短縮され、生産性が大幅に向上した。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社東洋機械製作所
所在地静岡県
業種生産用機械器具製造業
技術分野機械制御,精密加工
従業員数54人
資本金4,500万円
設立1938年

事業の背景

昭和13年創業の東洋機械製作所は、工作機械や産業機械を受注して製造する会社で、三菱電機を筆頭に多くのメーカーのOEM生産を担ってきた。量産品の海外シフトにより試作機や専用機を担うエンジニアやベテラン技能者が減り、大手企業はその穴埋めを中小企業に求めている。一方で大手企業は外注費を抑えるため内製化を進めており、下請けの中小企業は不況の影響を正面から受けている。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力大手企業の内製化や不況の波を受ける下請けの立場から、生産性を高めて製造体制を強化する必要があった。
  • 品質・精度大手企業が手に負えない付加価値の高い加工技術を持つ必要があった。
  • 新製品・新技術受注型ものづくりに依存せず、自社ブランドの製品を開発する必要があった。
  • 人手・技能生産性を上げるにはハード面だけでなく、技術者の養成も必要だった。

やったこと

平成24年度の補正予算では、これまで手つかずだった各種業務のIT化に投資し、会社の問題点を数値化して顕在化させることを目的に生産管理システムを構築した。設計部門には3次元CADを、生産技術部門にはCAD・CAMを導入した。平成25年度には最新鋭の大型5面加工機を導入し、加工時間を短縮して生産性、精度、コストを改善した。これにより最重要顧客のニーズに対応できるようになり、業界一の大型放電加工機の製造体制を確立することを目指した。

新しい製品・サービス:微細精密横型加工機

事業の効果

大型5面加工機の導入により加工時間が短縮され、生産性が大幅に向上した。精度とコストも改善され、最重要顧客のニーズに対応できるようになった。複雑な加工の受注が可能になり、新規顧客を開拓することができた。生産工数の低減による収益改善と経営体質の強化が期待されている。

事業者の声

新しい取り組みに挑戦することで、社内の空気が一新され、社員のモチベーションが上がった

公式の事例集より(原文のまま)

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成25年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。