装飾用アルミ製品への多様なニーズに対応する表面処理加工技術の高度化
半自動アルマイトラインを稼働させ、純粋装置と超音波装置を取り付けて量産使用の目途を立てた。
株式会社平垣製作所
| 事業者名 | 株式会社平垣製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県 静岡市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 資本金 | 1億円 |
| 設立 | 1969年 |
株式会社平垣製作所は昭和44年の創設以来、旋盤による金属加工を主力とし、産業用機械、食品加工機、宇宙産業など幅広い分野に技術を提供してきた。100個程度の中量産品でリピート性の高い加工を中心に受注し、品質保証や生産管理をデータで示すことでQCDで高い評価を得てきた。一方で、業界は高齢化や後継者不足による企業数減少が課題となっていた。
抱えていた課題
やったこと
試作開発部を立ち上げて専属スタッフを配置し、専用設備を導入して既存の生産ラインと分離した試作開発専用の生産体制を構築した。複雑な曲面加工が可能な5軸マシニングセンタを試作開発専用機として導入し、段取りの手間を省く最適な治工具を用いてコスト削減にも取り組んだ。加工条件を決める3次元プログラミングには航空宇宙分野で培った精密加工技術を活かした。耳鼻咽喉科用「鉗子」の試作では溶接箇所の加工方法を事前検討し、図面製作、材料形状の確定、試作加工を繰り返して完成させた。共通部品は切削ではなく鋳造による製造を検討し、コストと効率を両立させた。医療メスの刃付けには研磨仕上技術を新たに習得した。
| 加工機 | 5軸マシニングセンタ |
|---|---|
| その他 | 治工具 |
新しい製品・サービス:耳鼻咽喉科用「鉗子」など医療機器の試作品
試作開発専用の生産体制により、量産の生産ラインに影響を与えず試作品を短納期で提供できるようになった。加工技術の精度が向上し、社内の生産効率も上がった。これにより医療機器分野へ受注を開拓し、針や鋭匙などの試作依頼、さらに鉗子等の組立を含む手術用器具の試作依頼も受けるようになった。量産型企業が医療機器市場へ本格参入できた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
量産型から高付加価値型への転換を目指し、旋盤加工の実績を背景に医療機器分野へ参入した経緯が具体的に書かれている。
品質保証やデータ提示でQCDの評価が高いことや、航空宇宙分野で培った精密加工技術の活用は読み取れるが、市場動向との比較は薄い。
既存ラインの合間での試作が量産に支障を来す悪循環を課題として認識し、試作専用ラインの構築で解決を図った点が読み取れる。
付加価値額や賃上げの数値目標は書かれておらず、受注拡大の結果が述べられるのみで目標値の記載はうかがえない。
試作開発部を立ち上げ専属スタッフを配置した点や事業協同組合の設立は読み取れるが、人材の具体的人数や事務体制は薄い。
医療機器メーカーからの試作依頼や鉗子の製品化など顧客ニーズは読み取れるが、ターゲットや選ばれる理由の整理は薄い。
試作と評価を繰り返し、鉗子の試作加工手順や共通部品の鋳造化など、課題解決の方法と進め方が具体的に書かれている。
公開されている事例からは読み取れません。
医療機器の試作分野へ新規参入し、5軸マシニングセンタや研磨技術など高水準の加工に挑戦している点が読み取れる。
医療機器の供給や業界存続の課題に触れているが、経済波及や雇用創出の具体的な記載はわずかにうかがえる程度。
公開されている事例からは読み取れません。
ネットワーク構築による事業協同組合の設立は読み取れるが、先端デジタル技術の活用は書かれていない。
成長が見込まれる医療機器分野への進出は読み取れるが、日本経済の構造転換への言及は薄い。
静岡の地域性や地域経済への牽引効果は書かれておらず、わずかに地域内の協同組合設立がうかがえる程度。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後も医療現場のニーズに応えるものづくりに取り組み、必要とされる製品を提供して人々の健康に貢献していく意向である。
半自動アルマイトラインを稼働させ、純粋装置と超音波装置を取り付けて量産使用の目途を立てた。
日本国内での販売普及を目指す低コスト超小型電気自動車の試作開発に取り組んだ。
効果:ホイールベース100mmの延長に対し、最小旋回半径は0.45m短縮
アルミ製外板やラッピングフィルムに塗布でき密着するガラスコーティング剤の研究開発に取り組んだ。
効果:従来は1週間に1回必要だった車両の手洗い洗浄も、洗車機だけで長期間美観が維持できるようになる。