「ウニ」「アワビ」の新商品開発に向けた新たな高度化技術の導入
スチームコンベクションオーブン、高温高圧調理殺菌装置、ブラストチラー&ショックフリーザーの3点を導入した。
効果:高品質化により、アワビのレトルト商品の賞味期限が180日間と長くなった。
清栄コンピュータ株式会社
成果カウントからデータ入力にかかる工数の2/3を省略できるようになった
| 事業者名 | 清栄コンピュータ株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県 静岡市 |
| 業種 | その他の製造業 |
| 技術分野 | 情報処理,機械制御,測定計測 |
| 資本金 | 1億円 |
| 設立 | 1986年 |
清栄コンピュータは、ファンクションテストシステムなどの検査機・試験機やメカトロニクス応用の省力化装置を開発・製造しており、同業他社と比べて優れた精密さと高い精度で好評を得ている。長く取引のあった大手食材商社から、微生物検査の工程の一部を自動化できないかという問い合わせを受けたことが、新分野への進出のきっかけとなった。
抱えていた課題
やったこと
同じ撮影条件を再現するため設計を重ね、よりシンプルで軽量な検査台を開発した。食品メーカーと細菌検査業者に協力を得て改善点を指摘してもらい、修正と確認を繰り返した。コロニーカウントの操作画面とカウントプログラムを製作し、モニター協力を得て操作性や管理情報、測定実行の評価と改善を行った。ソフトウェアの改善と修正を重ね、機能の動作も含めて検証した。
| 検査測定 | 細菌コロニーカウンター |
|---|
新しい製品・サービス:細菌コロニーカウンター(食料品微生物検査で培養した細菌コロニーを画像処理でカウントする装置)
目視作業が1秒未満で完了するようになり、作業工程は大幅に短縮された。撮影画像をもとにカウントするため、画像付きのデータ管理が可能になり、結果に根拠を持たせる高品質なデータ管理を実現した。価格を他社従来品の半額以下に設定したことで、大手食品メーカーや中小企業、製薬会社、化学系大学の研究室などからの引き合いが増えた。これまで関わりのなかった業種からの受注も増えており、今後の受注拡大が期待される。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
既存の検査機・試験機開発の強みを活かし未経験分野へ進出したと読めるが、経営戦略上の位置付けの記述は薄い。
他社製は大型で高額だったのに対し、半額以下で安価に設定し引き合いが増えたと具体的に書かれ、競争優位が読み取れる。
目視カウントの精度バラツキと速度差という課題を示し、画像処理による自動化で解決を図った流れが読み取れる。
カウントからデータ入力の工数を2/3省略できたと数字で示され、付加価値向上の成果が読み取れる。賃上げ目標は書かれていない。
開発体制について、担当部長の存在と協力会社・モニターの協力が書かれる程度で、人材や事務体制の具体は読み取れない。
精度と記録管理の要望、食品メーカー等からの協力による改善、価格の優位性と引き合い増加が書かれ、顧客ニーズの裏付けがある。
検査台の設計研究やモニター評価を経て修正を重ねた流れはあるが、中長期の遂行スケジュールは示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
目視作業が主流の微生物検査分野で自動化を進め、他社の高額専用機より安価な高品質化を図った点が書かれている。
食品製造の検査工程の自動化という社会的意義はうかがえるが、雇用や波及効果の記述は見当たらない。
工数2/3削減と価格半額以下は読み取れるが、補助金額に対する費用対効果の数値は示されていない。
画像処理による自動化とデータ管理の高度化は読み取れるが、サプライチェーン全体への貢献は具体的に書かれていない。
微生物検査分野という新市場への進出がうかがえるが、日本経済の構造転換への言及はない。
公開されている事例からは読み取れません。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
カウント精度をさらに高めることと、顧客ごとに合わせたオプション機能の追加・拡充を目指す。
カウント精度をさらに高めることと、お客様各社に合わせたオプション機能の追加・拡充を実現させることです。
公式の事例集より(原文のまま)
スチームコンベクションオーブン、高温高圧調理殺菌装置、ブラストチラー&ショックフリーザーの3点を導入した。
効果:高品質化により、アワビのレトルト商品の賞味期限が180日間と長くなった。
半自動アルマイトラインを稼働させ、純粋装置と超音波装置を取り付けて量産使用の目途を立てた。
賞味期限印字のリスクを回避するため、カメラで印字を撮影して印字を解析・照合し、高い確率で認識するシステムを導入した。
効果:1日当たりの生産数 52パレット/日→102パレット/日