自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
パスコン株式会社
成果実際の作業工数 100%→50%
| 事業者名 | パスコン株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県 浜松市 |
| 業種 | 電気機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工,接合・実装,機械制御 |
| 資本金 | 1億円 |
| 設立 | 1987年 |
同社は昭和62年に有限会社として設立され、プリント基板の設計・製作・実装・部品調達・検査機製作を行っている。主要取引先は浜松ホトニクス社で、X線検査装置、歯科医療用センサ、CCDカメラ等に用いられるプリント基板を提供している。平成26年末に新工場へ移転して生産体制を強化し、「プリント基板のトータルサポート」を強みとして進めている。
抱えていた課題
やったこと
熱膨張の少ない樹脂を高精度で加工できる、高速・高出力主軸を持つ切削加工機を導入した。導入機は幅広い加工分野に対応する設備である。これにより、従来のアクリル素材から絶縁性、低吸水性、剛性、耐熱性などに優れる新素材(ユニレート)での加工を、目標とした精度の範囲で行えるようになった。この切削加工機を使い、温度試験に対応できるプリント基板検査機の製作を行った。
| 加工機 | 高速・高出力主軸を持つ切削加工機 |
|---|
新しい製品・サービス:温度試験に対応可能なプリント基板検査機(熱膨張の少ない樹脂ユニレートを使用)
導入した切削加工機により、新素材ユニレートを目標精度の範囲で加工できるようになった。作業工数は導入設備の性能向上により約50%削減された。品質に関する数値やデータを顧客に提示できるようになり、製品の優位性や差別化につながった。同業他社は少なく、自社の競争力を高めることができたと考えている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
平成24年設立の開発部門、ISO取得、プリント基板トータルサポートの強化など過去の取組との連続性はうかがえるが、経営戦略上の位置付けは明示されていない。
主要取引先の浜松ホトニクス向け供給や同業他社は少ないという差別化の記述はあるが、市場動向や自社の強み・弱みの分析は具体的に書かれていない。
温度試験時にピンがパッドからずれて信号が検出できない問題を原因調査で特定し、代替材料の加工課題も具体的に挙げられている。
加工精度の目標を達成し、実際の作業工数が従来のアクリル加工と同程度で約50%削減と数値で示されている。ただし付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
事業を統括した制御技術課宮木課長の記載はあるが、人材や事務処理能力の体制確保については読み取れる記述が少ない。
温度試験に対応するプリント基板検査機の製作と、主要取引先のニーズへのトータルサポート強化が具体的に書かれている。
導入から製作までの流れは書かれているが、スケジュールや中長期の検証内容は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
硬度の高い新素材ユニレートの加工を目標精度で実現したことは書かれているが、高価格化や市場水準との比較は示されていない。
新たな雇用や需要創出、波及効果など国が補助する積極的理由はほとんど書かれていない。
作業工数約50%削減という数値はあるが、補助金投入額に対する付加価値増加や費用対効果は書かれていない。
プリント基板検査機の高度化は読み取れるが、先端デジタル技術やサプライチェーン全体への貢献は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
浜松市に所在する企業であることは分かるが、地域の特性を活かした付加価値創出や雇用の牽引については書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
半自動アルマイトラインを稼働させ、純粋装置と超音波装置を取り付けて量産使用の目途を立てた。
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件