部品加工の精度向上と高効率化による競争力強化のための設備導入
既存の旧型マシニングセンタ2台(B・C)を入れ替え、新型マシニングセンタを2台導入した。
効果:取付工具数 30本→120本
株式会社 小林電機
| 事業者名 | 株式会社 小林電機 |
|---|---|
| 所在地 | 島根県 安来市 |
| 業種 | 電気機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 158人 |
| 資本金 | 600万円 |
| 設立 | 1987年 |
刃物の町・安来市で紙切りカッターユニットを製造・販売しており、月に数万台を生産している。丸刃の研削は熟練工が手動研磨機で手作業しており、製品の信頼性は高いが、月数万台の量を手作業で続けるのは既に限界だった。主な用途はCADなどの大型プリンターやプリクラ用で、引き合いが増えている。
抱えていた課題
やったこと
最新の研削機を購入し、熟練工の作業を再現する動きに改造した。電気信号で機械の動きを制御するシーケンスを採用し、新規購入機械の改造は当初の予定通り順調に行われた。数種類の砥石を様々な条件で加工し、実際のプリンターで紙を切断して断面を調べ、刃の仕上がりを確認した。この作業を繰り返して最終的な条件を選び出した。
| 加工機 | 自動研削加工機 |
|---|
新しい製品・サービス:熟練工並みの丸刃を製造できる自動研削機
熟練工と同レベルの丸刃を製造でき、品質の安定化が図れた。自動化により生産量が増加し、生産性向上による低コスト化を実現した。これにより今後の海外販売にも対応できる体制が整った。顧客からの納期にも柔軟に対応できるようになった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
丸刃の刃付けを外製から自社化した経緯は読み取れるが、事業戦略上の位置付けの記述は薄い。
熟練工並みの仕上がりを自社の強みとし、顧客からの評価が高いことが示され、差別化の根拠が読み取れる。
外製依存によるボトルネックと刃付け費用・仕掛りの課題を認識し、自動研削で解消する計画が読み取れる。
生産量増加や低コスト化は書かれているが、付加価値額や賃上げの具体的な目標値は示されていない。
熟練工の作業を再現する改造や条件出しを行った体制は読み取れるが、人材配置や事務体制の具体性は薄い。
丸刃の仕上がりが製品信頼性に直結し、プリクラ用などで引き合いが多いという需要の裏付けが読み取れる。
条件出しを繰り返した実施方法は書かれているが、今後のスケジュールや中長期の検証計画は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
丸刃カッターユニットを高品質で差別化する方針は読み取れるが、分野の普及度や高価格化の数値は示されていない。
地域の刃物産業や輸出による波及がうかがえるが、国が補助する積極的理由としての記述は限定的。
刃付け費用の削減や仕掛り削減が述べられるが、補助金額に対する付加価値増加の数値は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
安来市の刃物の町での製造・輸出という地域性は読み取れるが、地域経済への波及効果の記述は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
自社製丸刃の品質・価格で他社と差別化し、売上増を図る。プリクラ用カッターユニットの引き合いが増えており、業務用・医療用の専用プリンターへの用途もあるため、更なる受注増が期待できる。
今後更に売上に寄与することを期待しています。
公式の事例集より(原文のまま)
既存の旧型マシニングセンタ2台(B・C)を入れ替え、新型マシニングセンタを2台導入した。
効果:取付工具数 30本→120本
厚板加工、プレス加工、レーザー加工、ネットワーク化の4項目を満たす機種を条件に検討し、アマダ製工程結合マシンLC2012C1NTを選定して…
効果:生産量 1倍→2倍
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程