自社設備(大型プレーナー)の改良によるリードタイム短縮化・短納期化の実現
既存の大型プレーナー機1台を改良した。
効果:製作日数 352日→240日
クラフトアルマジロ株式会社
成果加工範囲(デザイン自由度) 80度→360度
| 事業者名 | クラフトアルマジロ株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 三重県 鈴鹿市 |
| 業種 | 輸送用機械器具製造業 |
| 技術分野 | デザイン |
| 従業員数 | 11人 |
| 資本金 | 500万円 |
パイクのアフターパーツ(チタンマフラーやアルミ削り出しのバックステップ等)を製造・販売しており、難加工材のチタン薄肉材を得意としている。委託生産取引で売上を伸ばしていたが、リーマンショックを境に受注が激減した。2012年にオリジナルブランド「MAVERICK」を立ち上げ、チタンカップやタンブラーの販売が事業の柱のひとつに育った。
抱えていた課題
やったこと
レーザーマーキング装置および周辺機器を専用台に設置し、ロータリーテーブルも設置した。全周加工を可能にするため、レーザーマーキング機、ロータリーテーブル、製品の三位一体の精度を確保し、当社5軸マシニングセンターの加工設定技術を応用した。立体物への安定した着色のため、レーザーマーキング後にバーナーで炙って焼き色を付ける技法を開発し、三重県工業研究所とメガテックから技術指導を受けた。イラストレーターによるデータ作成からレーザーマーキング機へのデータ取り込み(CAD・CAM)のテストも実施し、加工条件、安全管理体制、受注システムを構築した。
新しい製品・サービス:レーザーマーキングによる多色着色・曲面マーキングを施したチタンカップおよびタンブラー
円周や曲面への全周マーキングと独自の焼き色技術により、色彩豊かな商品を提供できるようになった。外注先への依頼や梱包・検品の手間が減り、納期が半減した。試作対応力が高まり、顧客要望や新企画に柔軟に応えられるようになった。国内の一般客やネット販売へ販路が広がり、海外への販売促進にも取り組んでいる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
バイクパーツの委託生産からオリジナルブランド、チタンカップへと展開し、マフラー技術の延長として位置付けている点が具体的に読み取れる。
バイク市場の伸び悩みを踏まえ、チタンカップの名入れ需要に着目し、カップ約2,200個・タンブラー約700個の販売実績を示している。
受注激減という課題を認識し、レーザーマーキング内製化で納期を4週間から2週間に半減させる計画が示されている。
売上を5年で倍増する目標と、着色は2色から10色以上、納期半減という数値目標が示されている。
従業者11名で、三重県工業研究所やメガテックの技術指導を受けた体制が書かれているが、人材や事務処理能力の具体は薄い。
名入れ・ロゴ入れの需要増、ふるさと納税返礼品、グッドデザイン選定など、顧客ニーズと選ばれる理由が具体的に書かれている。
設備導入、着色技術開発、CAD・CAM構築、受注システム構築と工程は示されるが、スケジュールの明示は薄い。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
チタン製カップに円周曲面への立体マーキングと独自の焼き色着色を組み合わせ、同分野で高付加価値化を図る点が読み取れる。
地域の特色として鈴鹿市のふるさと納税返礼品やバイク産業の集積に触れるが、波及効果の記述は乏しい。
現行の外注依存から内製化し納期半減や色数増加の効果が書かれるが、補助額に対する費用対効果の数値は示されていない。
CAD・CAMによるデータ化やFacebookでの海外展開にわずかに触れるが、サプライチェーンへの貢献は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
鈴鹿発のオリジナル商品として地域ブランドを打ち出し、ふるさと納税や三重県グッドデザイン選定にも触れている。
チタンカップ部門を中心に、レーザーマーキングを用いた新企画製品と合わせて売上を5年で倍増させる計画である。今後はカップやタンブラー以外の新製品開発、バイクパーツへの加工サービス、競技用義足パーツの色付けなどに取り組む。
既存の大型プレーナー機1台を改良した。
効果:製作日数 352日→240日
三菱電機製の高精度金型ワイヤー放電加工機「MV1200R」を導入した。
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。