自動投入ロボットとIoTを導入した木材加工ライン構築による生産性向上事業
木材加工ラインを見直し、カンナがけ・小割り・切り欠きなどの加工が1台でできる最新式の加工設備と、木材を真空吸着して自動で加工設備へ搬送・投…
効果:1日あたりの製材生産量 20㎡→23.4㎡
安曇川電子工業株式会社
成果ディップパレット作成等の期間(2週間程度)の縮減が図れた。
| 事業者名 | 安曇川電子工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 滋賀県 高島市 |
| 業種 | 電子部品・デバイス・電子回路製造業 |
| 技術分野 | 接合・実装 |
| 従業員数 | 136人 |
| 資本金 | 4,200万円 |
| 設立 | 1968年 |
当社はプリント基板の実装・組立を一貫して行い、顧客の要望にきめ細かく対応して事業を展開している。実装する電子部品の小型化などに伴い、プリント基板は高密度化している。また商品寿命の短期化や最終製品の多様化により、試作や小ロット・短納期への対応が受注の重要な要因となっている。
抱えていた課題
やったこと
半田ディップ工程に新工法を導入し、ポイントディップ半田槽(部分的に半田ディップする装置)と、予熱に使用する窒素ガスを発生させる窒素ガス発生装置を導入した。ポイントディップ半田槽により、部品小型化と試作・小ロット製品への短納期化・効率化を図った。ディップパレット(チップ部分に溶融半田が当たらないように覆う器具)の使用や手作業での半田付けが不要になり、リードタイムが短縮し費用も低減した。2016年3月から2016年9月までの補助事業対象装置での製造実績は4,259台で、部品小型化・試作・小ロット対応製品の27%を占めた。
| 加工機 | ポイントディップ半田槽 |
|---|---|
| その他 | 窒素ガス発生装置 |
新しい製品・サービス:ポイントディップ半田槽による部分的な半田ディップ工法
部品小型化や試作・小ロット製品の短納期化・効率化が図れ、リードタイムが短縮し費用も低減した。ディップパレット作成等の期間や費用が縮減され、短納期・低価格の見積が提示できるようになり競争力が向上した。新たな製造手段により一貫生産体制が強化され、顧客への提案の幅が広がった。新たな技術を獲得する会社として社内外に発信できたことで、従業員の貢献意欲の向上にも寄与したと考えている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
新工法の導入で部品小型化・試作小ロットへ事業領域を拡大したと書かれ、環境変化への対応という流れはあるが、過去の取組との連続性は具体的に示されていない。
部品小型化や試作・小ロット・短納期への需要変化を踏まえ、ディップパレット作成の2週間・数十万円の縮減で短納期・低価格見積が可能になったと具体的に書かれている。
ディップパレットや手作業半田付けに伴うリードタイムと費用の課題を認識し、ポイントディップ半田槽で解決して短納期化・効率化を実現したと書かれている。
使用比率を今後さらに向上させる方針は示されているが、付加価値額や賃上げの数値目標は記載されていない。
従業員136人、一貫生産体制、5Sや小集団活動の取組はうかがえるが、補助事業を遂行する体制の具体的な記述は薄い。
4,259台の製造実績と部品小型化・試作・小ロット対応製品の27%を占める点、顧客提案での訴求など、ニーズと選ばれる理由が数字つきで示されている。
自動半田付けロボットの導入など将来の高度化構想は示されているが、スケジュールや遂行方法の具体性は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
ポイントディップ半田槽は部品小型化・小ロット対応の新工法とされるが、一般普及度や高付加価値化の水準を示す記述は限定的である。
今後の国内需要増加が想定される部品小型化への対応とされるが、波及効果や雇用創出など国が補助する積極的理由は書かれていない。
製造実績4,259台やディップパレット費用数十万円の縮減など効果の数字はあるが、補助金投入額との対比による費用対効果は書かれていない。
今後の自動半田付けロボット導入によるデジタル化の構想はうかがえるが、地域やサプライチェーンへの貢献は具体的に書かれていない。
自動車関連など新たな分野への顧客獲得を視野に入れると記載があり、分野進出の方向性はうかがえるが、構造転換への言及は乏しい。
公開されている事例からは読み取れません。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今回の事業で一貫生産体制の強みをさらに強化できた。この強みを顧客の困りごと解決の提案に活用し、ブランド力の向上と売上拡大を図る。将来的には自動半田付けロボットなどの導入により製造工程をさらに高度化し、自動車関連など新たな分野での顧客獲得も視野に入れている。
木材加工ラインを見直し、カンナがけ・小割り・切り欠きなどの加工が1台でできる最新式の加工設備と、木材を真空吸着して自動で加工設備へ搬送・投…
効果:1日あたりの製材生産量 20㎡→23.4㎡
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
納品物量の増加に対応するため組み立て式冷蔵庫を導入し、納品収納に余裕を持たせるとともに、物の定位置化により物を探す時間を省いた。
効果:導入前後の作業時間・人件費を比較し、月間75万円の削減効果が確認できた。