ものづくり補助金平成26年度製造業滋賀県

省エネ型モータ試験装置を実現するDC電力循環回生システムの開発

スマック株式会社

成果負荷側モータで発生する回生電力を最大80%再利用可能にした

この事例のポイント

  • DC電力循環回生システムを搭載した省エネ型高機能モータ試験装置を開発した。
  • 負荷側モータで発生する回生電力を最大80%再利用可能にした。負荷側モータの回生電力を最大80%再利用できるモータ試験装置を実現し、省エネ性を高めた。

事業者のプロフィール

事業者名スマック株式会社
所在地滋賀県 大阪市
業種電気機械器具製造業
技術分野測定計測

課題と取り組み

やったこと

DC電力循環回生システムを搭載した省エネ型高機能モータ試験装置を開発した。負荷側モータで発生する回生電力を最大80%再利用できるようにした。この取り組みによりモータ試験装置の基盤技術を確立した。その後、大容量化と高速化など機能を拡大し、各分野のモータ開発を支援する開発ツールとして認められつつある。

検査測定モータ試験装置

新しい製品・サービス:省エネ型高機能モータ試験装置(DC電力循環回生システム搭載)

事業の効果

  • 負荷側モータで発生する回生電力を最大80%再利用可能にした

負荷側モータの回生電力を最大80%再利用できるモータ試験装置を実現し、省エネ性を高めた。モータ試験装置の基盤技術を確立し、大容量化や高速化など機能を拡大した。各分野のモータ開発をサポートする開発ツールとして認められつつあり、近畿経済産業局「関西ものづくり新撰」にも選定された。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています

観点の平均2.6 / 5

出典:公募要領 p.44(審査項目)

経営戦略との整合性67%
  • これまでの取組との一貫性3

    パワエレ技術で省エネ社会に貢献する方針と、モータ試験装置の商品化・主力商品化が事例に示されるが、過去取組との連続性の説明は薄い。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性4

    大手メーカーにもない高精度な試験装置と、ものづくり大賞・関西ものづくり新撰の選定実績が強みとして具体的に書かれている。

  • 課題の認識と解決3

    回生電力を最大80%再利用する数字は示されるが、現状課題と高付加価値化の事業計画についての記述は少ない。

事業の実現可能性44%
  • 付加価値・賃上げの目標2

    回生電力の再利用率80%は示されるが、付加価値や賃上げの目標値は書かれていない。

  • 事業を進める体制2

    技術者の受賞や代表者の言葉はあるが、補助事業を遂行する人材・体制の具体的記述は少ない。

  • 顧客とニーズの裏付け4

    大容量化・高速化で各分野のモータ開発をサポートする開発ツールとして認められつつあると、顧客と選ばれる理由が書かれている。

  • 事業化までの道筋2

    開発の方向性は示されるが、スケジュールや課題解決の方法は事例からは読み取れない。

  • 財務と資金の調達1

    公開されている事例からは読み取れません。

新市場性・高付加価値性80%
  • 新しさ・高付加価値4

    モータ試験装置で回生電力を最大80%再利用する点は、同分野で高水準の性能を図るものとして読み取れる。

公的補助の必要性53%
  • 波及効果・雇用3

    省エネ社会への貢献や環境共生が掲げられるが、波及効果や雇用創出の数字は書かれていない。

  • 費用対効果2

    回生電力80%再利用と省エネの効果は示されるが、補助金投入額に対する費用対効果の記述はない。

  • イノベーションへの貢献3

    パワエレ技術と組み込みソフトによる省エネ化が示されるが、サプライチェーン全体へのイノベーション波及の記述は薄い。

政策面30%
  • 成長分野への進出2

    省エネ社会の実現に向けた取組としてうかがえるが、日本経済の構造転換への言及は明示されていない。

  • 地域経済への波及1

    公開されている事例からは読み取れません。

5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。

今後の展望

顧客ニーズを先読みし、パワーエレクトロニクス技術をさらに進化させていく。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成26年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。