新規製品の製造受注への対応とオリジナル商品の開発
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
有限会社東呉竹堂
成果超小ロット製本のコスト 1倍(従来=1)→0.1倍(従来=1)
| 事業者名 | 有限会社東呉竹堂 |
|---|---|
| 所在地 | 滋賀県 近江八幡市 |
| 業種 | 印刷・同関連業 |
| 技術分野 | 情報処理 |
| 従業員数 | 12人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 1950年 |
当社は滋賀県東部地域で50年以上の歴史を持つ印刷・製本会社で、デザインから印刷・製本までの工程を内製化し、ワンストップで提供している。当初は印刷専門業者として事業を行い、コスト優位性を強みとする大手印刷業者との厳しい競争の中で小ロットニーズへの対応力を高めて成長してきた。
抱えていた課題
やったこと
超小ロットニーズに対応するため、最新型無線綴製本機、データ高速変換システム、オンデマンド印刷機を導入した。最新型無線綴製本機の導入により、これまで熟練作業者による細かな調整が不可欠だった無線綴じ製本作業を、経験の浅い作業者でも簡単に行えるようにした。その結果、超小ロット製本のコストは約1/10に抑えられた。データ高速変換システムは、顧客から持ち込まれる様々な形式の入稿データを最適な印刷用データに高速変換し、イメージ通りの出力を可能にした。導入により多原稿案件の所要時間を約1/10に短縮した。オンデマンド印刷機の台数を増やしたことで小ロット印刷の並行作業が可能になり、生産効率が上がった。
| 加工機 | 最新型無線綴製本機 |
|---|---|
| ソフト | データ高速変換システム |
| 加工機 | オンデマンド印刷機 |
超小ロット製本のコストが約1/10に下がり、大幅なコストダウンにより超小ロットの製本ニーズにも安価に対応できるようになった。学校の学級単位・学年単位の制作物や、PTA広報の印刷などの新たな受注が増えた。個人客からの自費出版や同好会の冊子なども、1週間以上かかっていたものが翌日に仕上がるようになり、口コミによる引き合いも増えた。大規模設備を持つ同業者からも小ロット受注の依頼を得られ、双方にメリットのある関係を築けた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
50年以上の印刷・製本の歴史と、小ロット対応力を高めてきた経緯は読み取れるが、経営戦略上の位置付けの記述は薄い。
大手印刷業者とのコスト競争の中で小ロット対応力を強みとしたことや、デザインから製本までの内製化が具体的に書かれている。
100冊未満の超小ロット対応ができない課題を示し、製本コストを約1/10、多原稿案件の所要時間を約1/10に短縮したと数字で書かれている。
超小ロット製本コストが約1/10になったとあるが、付加価値額や賃上げの目標値は示されていない。
経験の浅い作業者でも行えるようになったとあるが、補助事業の遂行体制や人材計画の記述は薄い。
学校や個人向けの小ロット需要や、翌日仕上がりを求める顧客ニーズが具体的に書かれ、選ばれる理由も示されている。
代理店制度の導入や新規事業の検討など今後の方針は書かれているが、スケジュールや課題解決方法は具体性が薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
超小ロット製本の高付加価値化は示されるが、同分野での高価格化や認知度の水準についての記述は限られる。
地域の学校や個人への小ロット対応が地域顧客に資するとうかがえるが、国が補助する積極的理由は書かれていない。
約300万円の資本金規模の会社で、製本コスト約1/10や所要時間短縮など効果の数字が示され、費用対効果がうかがえる。
データ高速変換システムの導入がうかがえるが、デジタル技術のサプライチェーン貢献やイノベーションの記述は限られる。
公開されている事例からは読み取れません。
滋賀県東部地域の印刷・製本会社として地域顧客に対応していることは読み取れるが、雇用創出や地域成長への言及は乏しい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
学校向けの営業を強化するため代理店制度の導入を進め、学校との取引が多い企業と代理店契約を結んで新規顧客の獲得と取引拡大を目指している。新規事業としてはカーラッピングフィルムと超大型ポスターの事業化を検討している。
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
低温・緩速熟成製塩装置を導入した。
効果:大粒結晶の割合(一つの塩取鍋あたり) 4kg→8kg