包装機導入による生産工程におけるボトルネックの解消
焼き工程と包装工程の間の滞留を解消するため、工場を新たに建設して焼き工程から包装工程へ円滑に流れる作業動線を構築した。
効果:包装処理速度 5個/分→50個/分
株式会社色素オオタ・オータス
成果設備の導入前は1,100m~2,800mごとに1度はロスが発生していたが、現在はほとんどない
| 事業者名 | 株式会社色素オオタ・オータス |
|---|---|
| 所在地 | 京都府 京都市 |
| 業種 | その他の卸売業 |
| 技術分野 | 接合・実装,複合・新機能材料 |
| 従業員数 | 7人 |
| 資本金 | 1億円 |
| 設立 | 1989年 |
弊社はデジタル製版機や製版フィルムの製造などスクリーン印刷関連の事業を行っている。製版フィルムは従来のシルクスクリーンと比べ環境負荷、製版時間、製版コストの面で優れ、顧客から高い評価を得ている。平成24年度に製版フィルムの幅広化とデジタル製版機の試験機開発、平成25年度に紗張り加工の半自動化に取り組み、紗張り加工の受託により売り上げも伸びてきた。順調な売り上げ予測から製版フィルムの増産が求められていた。
抱えていた課題
やったこと
フィルムと紗(メッシュ)を接着剤で接着する製造過程で、既存設備に①ピンチエキスパンダーを増設し、フィルムの両端を自動で引っ張らせて人手を介さないようにした。また②乾燥機を増設して乾燥を早めることでリードタイムを短縮しようとした。ピンチエキスパンダーにより、シワの防止と、作業によるロス(廃棄ロスと復旧による作業ロス)の削減を図った。
| 加工機 | ピンチエキスパンダー |
|---|---|
| 加工機 | 乾燥機 |
ピンチエキスパンダーの導入により、フィルムの両端を機械で引っ張れるようになり、シワの防止と破れの減少が進んだ。廃棄ロスと復旧による作業ロスはほとんどなくなった。品質も安定し、作業員は手作業から解放されて製版フィルムの出来栄えに集中できるようになった。乾燥速度は必ずしも短縮されなかったが、品質の安定化という想定外の成果を得た。生産性の効率化と生産力の向上も実現した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
平成24年度の幅広化・デジタル製版機開発、25年度の紗張り加工半自動化と段階的な取組が書かれ、過去の取組との一貫性がうかがえる。
特許の感熱製版フィルムで環境負荷・製版時間・製版コストに優れ高い評価を得ている点や、アジア・ヨーロッパからの引き合いが具体的に書かれている。
乾燥がボトルネックで、1,100m〜2,800mごとのロス発生と手作業の破れが課題と明記され、ピンチエキスパンダー導入で解決を図っている。
生産効率を約1.6倍にする目標が示されているが、付加価値や賃上げの目標は書かれておらず、達成見込みの根拠は薄い。
従業員7人の企業で、紗張り加工の体制整備や熟練員2人の作業の話はあるが、補助事業を遂行する人材・事務体制の詳細は書かれていない。
販促品やイベント商品など多品種小ロットに向くことや、スクリーン印刷のメリットが具体的に示され、顧客と選ばれる理由が整理されている。
乾燥機増設やピンチエキスパンダー増設など課題への対応方法は書かれているが、スケジュールや中長期の検証内容は具体的に示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
スクリーン印刷は一般的な印刷方式で、感熱製版フィルムは従来品より環境負荷や製版時間で優れる点が示されるが、普及度の低さや高価格化は明示されていない。
環境負荷の低さや海外からの引き合いに触れるのみで、国が補助する経済波及や雇用創出の理由は明確に書かれていない。
廃棄ロス・復旧ロスの削減と生産力向上は書かれているが、補助金額に対する付加価値増加や費用対効果の数値は示されていない。
デジタル製版機やサーマル方式の活用はうかがえるが、サプライチェーンや地域への貢献について具体的な記述は少ない。
公開されている事例からは読み取れません。
京都市・南丹市の工場所在地は示されるが、地域の特性を活かした雇用や地域経済成長への言及は書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
アジアやヨーロッパからも引き合いがあり、販促品やイベント商品などの多品種小ロット生産の特徴を訴求することで国内外の市場を開拓できると考えている。今後は販売体制を強化しながら需要を取り込んでいきたいとしている。
焼き工程と包装工程の間の滞留を解消するため、工場を新たに建設して焼き工程から包装工程へ円滑に流れる作業動線を構築した。
効果:包装処理速度 5個/分→50個/分
真空乾燥炉を所有する関係会社の協力を得て生木の乾燥実験を行い、新技術を導入した木材乾燥専用の真空高速乾燥炉を開発した。
効果:木口の含水率 83.5%→25.5%
最適な放電条件の各種設定と、使用素材の選定・絞り込みを行った。
効果:既存のクリーンオゾナイザーに比べて本体価格で3割程度のコストを抑えることができたと考えている(性能などによって一概には言えない)。