能力不足で断っていた受注を、自動化ラインで月1,000枚に増産
株式会社ディマンシェ✓ 経産省などの認定・選定
成果生産能力 460枚/月→1,000枚/月
奈良県の卸売業・小売業の会社が、ものづくり補助金で製造機械を導入し、あんぽ柿バターを通年生産できる体制を整えた事例です。
株式会社堀内果実園
| 事業者名 | 株式会社堀内果実園 |
|---|---|
| 所在地 | 奈良県 五條市 |
| 業種 | 飲食料品小売業 |
当社は奈良県五條市西吉野地域で柿を中心とした果樹栽培を行う農家で、法人化後は自社農園の果物を使った加工品の製造やカフェ運営に取り組んでいます。直営カフェは人通りの多い立地にあり、ECサイトと並んで経営の柱となっていました。
コロナ禍で直営カフェの売上が落ち込んだため、もう一方の柱であるECサイトの売上を安定させ、伸ばす必要がありました。
抱えていた課題
やったこと
製造工程の機材一式として、乾燥機、皮むき器、シール機、金属探知機を導入しました。あんぽ柿バターの製造には、あんぽ柿そのものを量産する必要がありました。
既存のオリジナル商品であるあんぽ柿ジェラートは生食可能なA級品を原料としており供給量に限界がありました。そこで潤沢にある規格外品やSサイズの柿を用いることで、通年生産が可能になるようにしました。
新しい製品・サービス:あんぽ柿バター(ぽっ)
経費の区分は「機械装置・システム構築費」です。
機材の導入により処理能力が向上し、あんぽ柿そのものの製造効率と品質が向上しました。他の加工品を含めた加工・製造工程全体の作業効率も向上しました。
皮むき工程を自動化・機械化したことで怪我の危険性が下がり、安全性も向上しました。これにより、あんぽ柿バターの製造体制を構築するという目標を達成しました。
出た効果の種類(押すと同じ効果の事例へ)
新事業進出・ものづくり補助金
既存のあんぽ柿ジェラートを基に姉妹品を開発し、ECと直営カフェを二本柱とする六次産業化の流れに沿っている。
都市部の集客力の高い直営店と果物の季節性・話題性を強みとし、規格外品やSサイズの柿で通年生産を可能にしている。
コロナ禍で直営カフェが不振だった課題を認識し、通年販売できる看板商品の不足を解消する形で量産体制を構築している。
製造体制構築という目標の達成は述べられているが、付加価値額や賃上げの数値目標は記載がなく、実現可能性を判断しにくい。
乾燥機・皮むき器などの機材一式を導入し、地元農家と一丸で新加工場の調整を進めるなど、遂行の体制は確保されている。
若い年齢層と直営カフェの若い女性客をターゲットに、乳製品との相性を生かしたフレーバーバターを開発し、メディアでも人気を得ている。
新加工場の新設を計画しているが、時期は未定と書かれており、スケジュールと課題解決の方法は明確ではない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
福島発祥のあんぽ柿を独自製法で生産し、通年販売可能なバタークリーム入りの新商品として展開しており、同分野での差別化がうかがえる。
地元食材を優先的に仕入れ、道の駅的な複合施設で他地域からの集客と雇用創出を図るなど、地域への波及効果が具体的に示されている。
機材導入で処理能力と作業効率が向上し安全性も高まったとあるが、補助金額に対する付加価値や生産性の数値は示されていない。
ECでの通年販売を進めるとあるが、先端的なデジタル技術や新しいビジネスモデルの具体的な記述は乏しい。
六次産業化に力を入れていると述べられているが、成長分野への進出や日本経済の構造転換との関連は示されていない。
西吉野の柿と地元農家・加工業者との連携を生かし、五條市の活性化と雇用創出を目指す新加工場計画があり、地域特性を活かしている。
五條北IC近隣に新たな加工場の新設を計画しています。時期は未定ですが、カフェ、果物狩りハウス、直売所を併設した道の駅的な複合施設とする予定です。
株式会社ディマンシェ✓ 経産省などの認定・選定
成果生産能力 460枚/月→1,000枚/月
株式会社シーパーツ✓ 経産省などの認定・選定
成果部品1つ1つに対して作業員が撮影画像をアップロードしていた作業時間が大幅に短縮されました。
株式会社チャンピオン✓ 経産省などの認定・選定
成果発注業務に従業員が費やす時間 32時間/週→0時間/週