回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社坂上鉄工所
成果工程数 4工程→2工程
| 事業者名 | 株式会社坂上鉄工所 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府 泉佐野市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 15人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
創業当初はタオル織機のシャトル部品工場として発展し、現在は縫製業関連の仕事が主力となっている。農業機械、工作機械などにも取引先を広げ、多種多様なネジを小ロットかつ高精度で納品するノウハウを持つ。冷間鍛造後の二次加工も自社で手がけ、二つの加工手法を使い分けて対応力の幅広さを強みとしている。
抱えていた課題
やったこと
通信関係の部品を製造する仕事の依頼に対応するため、特殊工具の付いたカム式旋盤を新たに導入した。削り方を工夫し、従来の4工程を2工程に削減した。高精度を保ったまま工程を減らしたことで、部品一つの加工時間を100秒から45秒まで短縮した。
| 加工機 | 特殊工具の付いたカム式旋盤 |
|---|
特殊工具の付いたカム式旋盤の導入により、切削の工程を従来の4工程から2工程に減らした。部品一つの加工時間は100秒から45秒へ短縮された。高い精度を保ったまま工程を減らせたことで、顧客が求める価格で部品を納入できるようになった。加工の選択肢が増えたことも成果として挙げられている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
冷間鍛造の二次加工を自社で手がけ、タオル織機部品から縫製・農機・工作機械へ取引を広げた経緯が書かれ、過去の取組との一貫性がうかがえる。
二つの加工手法を月1〜2万個や月数千個の数量で使い分け、他社が少ない対応力の幅広さを強みとしていると具体的に書かれている。
多品種少量や納期短縮の要望増に対応するため、NC旋盤による切削手法を採用したと課題と対応が書かれているが、事業計画の数値は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
従業員15名の体制や長年の従業員の創意工夫に言及があるが、補助事業の遂行体制としての具体的な記述は薄い。
精密ネジの小ロット・高精度・短納期に強みがあり、通信部品の依頼に応え顧客が求める価格で納入できたと書かれている。
今後10年の方向性として縫製関連を主力に工作機械等の割合増を予測と書かれているが、遂行方法やスケジュールは書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
ローテクな冷間鍛造とカム式旋盤を組み合わせ、特殊工具で4工程を2工程に減らした点は同分野での差別化として読み取れる。
地場産業のタオル関連や農業機械・工作機械への取引拡大が書かれ、地域の産業との関わりがうかがえるが、波及効果の記述は乏しい。
部品1つの加工時間を100秒から45秒に短縮し、4工程を2工程に削減したと数字で成果が書かれ、費用対効果の高さがうかがえる。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
泉佐野の地場産業であるタオルとの関係や雇用に触れるが、地域経済の成長を牽引する具体的な記述は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
10年後も縫製業関連の仕事を主力としつつ、工作機械や農業機械などの割合も増えると予測している。
機械の導入で新たな挑戦ができた。加工の“引き出し”が増えたことに感謝したい
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
低温・緩速熟成製塩装置を導入した。
効果:大粒結晶の割合(一つの塩取鍋あたり) 4kg→8kg