自動投入ロボットとIoTを導入した木材加工ライン構築による生産性向上事業
木材加工ラインを見直し、カンナがけ・小割り・切り欠きなどの加工が1台でできる最新式の加工設備と、木材を真空吸着して自動で加工設備へ搬送・投…
効果:1日あたりの製材生産量 20㎡→23.4㎡
株式会社 イレブンインターナショナル
| 事業者名 | 株式会社 イレブンインターナショナル |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府 松原市 |
| 業種 | その他の製造業 |
| 技術分野 | 立体造形 |
| 従業員数 | 63人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1995年 |
同社は平成7年創業で、主力の乗用車用シートカバーを個人ユーザー向けに製造販売してきた。新車オーナーに支持されて販売を伸ばし、車種別専用設計では3次元スキャナーを用いて高い装着感を実現している。国内の自動車市場は少子化の影響で先行きが明るくないため、平成28年からインテリア事業として店舗のいすなどに装着するリメイクカバーの販売を本格化させた。
抱えていた課題
やったこと
生産増強のため兵庫県淡路市に淡路工場を新設し、ものづくり補助金を活用して生地自動裁断機を平成28年1月から稼働させ、工場の主要設備として導入した。生地自動裁断機は生地を幾重にも重ねて裁断できるため、同じ形状の生地パーツを1回の機械操作で複数脚分用意でき、手作業の電気裁断機に比べ作業効率は数十倍高い。これにより同一形状のいすカバー用生地の裁断が短時間で行え、量産化と短納期化を実現する環境を整えた。注文から製品の装着までは2週間で、3次元スキャナーによるいすのデータ採取と仕上げた製品の装着は自社の担当者が開店前や閉店後の短時間に行う。
| 加工機 | 生地自動裁断機 |
|---|
新しい製品・サービス:リメイクカバー
生地自動裁断機の稼働により、同一形状のいすカバー用生地を短時間で裁断できるようになり、量産化と短納期化を実現した。手作業の裁断に比べて作業効率は数十倍高まり、多品種少量生産にも対応できるようになった。主力の自動車用ノウハウを応用して、ラーメンチェーン店や漫画喫茶、病院、歯科医院、航空機のファーストクラスなどへ採用先を広げた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
平成28年からインテリア事業に進出し、乗用車シートカバーで培ったノウハウを応用している点は読み取れるが、経営戦略上の位置付けの詳細は薄い。
国内自動車市場の少子化による先行き不安を背景に、3次元スキャナーなどのノウハウを活かし店舗のいす向けに展開した点が具体的に書かれている。
生地裁断が停滞すると縫製に影響するため生産効率化が不可欠だったと課題を認識しているが、数値を伴う事業計画は読み取れない。
作業効率が数十倍、注文から装着まで2週間といった記述はあるが、付加価値や賃上げの目標値は示されていない。
従業員63名、工業ミシン50台、3次元CAD等の設備は書かれているが、補助事業を遂行する人材や事務体制の詳細は薄い。
ラーメン店や病院待合、航空機ファーストクラスなど採用先を示し、店舗内レイアウトを事前に登録する顧客対応が具体的に書かれている。
東京営業所とショールームの開設など今後の戦略は触れられているが、補助事業の遂行スケジュールや課題解決の方法は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
店舗向けリメイクカバーという分野で採用先を広げていると書かれるが、普及度や高水準化の数値的根拠は薄い。
新たな雇用や需要の創出、地域への波及効果といった国が補助する積極的理由は直接は書かれていない。
作業効率が数十倍、2週間で納品できるといった効果は示されるが、投入額に対する付加価値増加の数値は書かれていない。
3次元スキャナーの活用は読み取れるが、サプライチェーン全体のイノベーションへの貢献は明示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
淡路市に工場を新設した点は読み取れるが、地域の特性を活かした付加価値創出や雇用拡大の記述は乏しい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
主力の自動車用のノウハウを応用した他分野への進出に手応えを得ており、国内でのリメイクカバーによるインテリア事業のウエイトをさらに高めていく姿勢を示している。首都圏でも平成29年5月に東京営業所にショールームを開設し、タクシーやバスなど想定していなかった分野からも引き合いが寄せられている。
理髪店や美容院、スポーツジムなど、(ビジネスの)可能性はいくらでもある
公式の事例集より(原文のまま)
木材加工ラインを見直し、カンナがけ・小割り・切り欠きなどの加工が1台でできる最新式の加工設備と、木材を真空吸着して自動で加工設備へ搬送・投…
効果:1日あたりの製材生産量 20㎡→23.4㎡
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
厚板加工、プレス加工、レーザー加工、ネットワーク化の4項目を満たす機種を条件に検討し、アマダ製工程結合マシンLC2012C1NTを選定して…
効果:生産量 1倍→2倍