研削加工の生産性向上による5φ以下の極細パンチ市場への本格参入
自動機の開発により24時間完全無人化を実現し、休日も含めた連続稼働を可能にした。
萩原メリヤス 株式会社
| 事業者名 | 萩原メリヤス 株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 和歌山県 和歌山市 |
| 業種 | 繊維工業 |
| 技術分野 | デザイン,複合・新機能材料 |
| 従業員数 | 7人 |
| 資本金 | 1.4億円 |
| 設立 | 1955年 |
1955年に肌着などに使われるメリヤス生地の製造を目的に創業した。1998年頃までは量販用生地も製造していたが、安価な中国製生地が台頭したため、上代の高い錦糸を用いた高級品向け生地製造にシフトした。現在はフランスやイタリアなどの有名ブランドのTシャツやスウェットなどに使われる生地の製造を任されている。
抱えていた課題
やったこと
独自設計のジャガード裏毛編機を導入し、機器メーカーの協力のもと編機の開発を行った。編み生地のデザインに合わせて裁断するため、カメラとプロジェクタ付き裁断機を導入した。新ジャガード裏毛編機では針交換などの調整を行い、従来なかったポジションで編めるようになった。カメラ付き機能を利用して複雑なカーブの裁断にも成功した。
| 加工機 | 新ジャガード裏毛編機(独自設計) |
|---|---|
| 加工機 | カメラとプロジェクタ付き裁断機 |
新しい製品・サービス:市場にない柄パターンや細かい網目のジャガード裏毛編み生地、およびそれを用いた自社ブランド「WORTHINESS CLOTHING」の衣料製品。
市場にない柄パターンや細かい網目のジャガード裏毛編み生地の製造が可能となり、同社にとって大きな成果となった。生産工程も合理化され、従来より工程数が少なく効率的に製品を製造できるようになったため、注文の増加にも対応可能になった。ジャガード裏毛編み生地は顧客から一定の評価を得ている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
1955年創業で業歴60年超、高級品向け生地製造へのシフトという経緯が書かれ、一貫した方針が読み取れる。
量販から高級錦糸生地へ移行した経緯と、他社が扱わない独創的な生地で差別化している点が具体的に書かれている。
顧客から柄や編み密度の種類を広げてほしいという課題が示され、新ジャガード裏毛編機の開発で対応する流れは読めるが、成長数値は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
従業員7人の体制と、機器メーカーと協力して編機を独自設計した経緯は読めるが、事務処理体制の記述は薄い。
顧客は有名ブランドで、他社が模倣しにくい柄や風合いを強みとして提案営業する方針が具体的に書かれている。
針交換や裁断機導入などの工程と、自社ブランド展開・海外展示会への取組の流れは読めるが、スケジュールは示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
市場にない柄パターンや細かい網目のジャガード裏毛生地を製造できる点が、同分野での独自性として書かれている。
国が補助する理由として挙げられる経済波及や雇用創出の記述はわずかにうかがえる程度で、明確ではない。
工程数が減り効率的に製造できるようになったと書かれているが、補助金額に対する付加価値増加の数値は示されていない。
カメラ付き自動裁断機の導入など一部デジタル技術の活用はうかがえるが、サプライチェーンへの貢献は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
和歌山市の地域企業であることは書かれるが、地域の特性を活かした経済成長への言及は乏しい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
海外の展示会で積極的にアピールし、自社ブランドを立ち上げて市場拡大を目指す。セレクトショップなどへの販売も予定している。
自動機の開発により24時間完全無人化を実現し、休日も含めた連続稼働を可能にした。
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分