新規製品の製造受注への対応とオリジナル商品の開発
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
株式会社明和製作所
| 事業者名 | 株式会社明和製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 和歌山県 和歌山市 |
| 業種 | 生産用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工,製造環境 |
| 従業員数 | 14人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1955年 |
1954年に水道用バルブの製造を目的に個人創業し、翌年法人化した。業務用の大型弁(特殊弁)に特化し、中でも減圧弁を主力製品としている。メーカーなどからの受注によるOEMが90%に達する。東日本大震災以降、各地方自治体で防災意識が高まり、空気弁への潜在的な需要が見込まれている。
抱えていた課題
やったこと
最新の工作機械である立形マシニングセンタを導入・設置し、汚水流入防止機能付空気弁の量産体制の確立を目指した。立形マシニングセンタの導入により、複雑な形状の「ふた」部品の精度を高めながら、汚水の入らない空気弁を量産できるようになった。和歌山市、同社、滋賀県の空気弁メーカーが共同で汚水の流入を防ぐ空気弁を考案・開発し、和歌山市水道局とともに特許を出願して取得に至った。
| 加工機 | 立形マシニングセンタ |
|---|
新しい製品・サービス:汚水流入防止機能付空気弁
立形マシニングセンタの導入により、汚水流入防止機能付空気弁の量産が可能になった。「ふた」部品の製造で工程数が確実に減り、従来の空気弁と同程度の価格で地方自治体向けに販売できるようになった。加工機械の導入により、既存分野以外の部品加工の受注も得ている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
水道用バルブ製造の既存事業を背景に、汚水流入防止機能付空気弁の開発と量産化を進めた経緯が読み取れる。
特許保有や日本水道協会規格適合、大手との共同開発に強みがあると書かれるが、市場環境との対比は具体的でない。
津波による水道管への海水流入という課題を認識し、立形マシニングセンタ導入で量産化と既存空気弁と同水準の価格を実現したと読み取れる。
量産の目処は立つとあるが、高付加価値創出や賃上げの数値目標は記載がなく、目標値はうかがえない。
ISO9001とISO14001の承認取得や従業員14人の体制から管理能力はうかがえるが、補助事業の遂行体制の詳細は薄い。
自治体向けに既存空気弁と同水準の価格で販売でき、防災意識の高まりによる潜在需要があると具体的に示されている。
販路開拓は中長期的に進める方針や展示会出展の方針はあるが、スケジュールや課題解決の方法は具体性が薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
防災関連の空気弁は各社が製造に着手できていない状況で、同社は特殊弁に特化し先行して量産する点が読み取れる。
津波による水道管への海水流入対策として国土安全化に貢献する点が記載され、公共インフラ上の意義が読み取れる。
製造時の工程数が確実に減少し、同価格程度で提供可能になったとあるが、補助金額に対する効果の数値は示されていない。
加工機械導入による工程削減は書かれるが、先端的なデジタル技術やサプライチェーンへの波及は読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
和歌山市の地域課題に対応した製品開発で、地域の防災需要に応える点は読み取れるが、雇用や地域成長の数値は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
既存分野以外での販路開拓に取り組み、汚水流入防止機能付空気弁は自治体向けにアピールして広く普及させる予定である。展示会などを通じて自社技術のアピールを行い、新たな引き合いにつなげたいとしている。
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
酒造りに生かせる生物資源の有効活用による製造プロセスの効率的改良を目指し、圧搾、濾過、瓶詰めの各工程を改良した。