自動化ロボット及び付帯設備導入による車載センサ分野への新規参入
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
有限会社 井戸畳店
| 事業者名 | 有限会社 井戸畳店 |
|---|---|
| 所在地 | 和歌山県 白浜町 |
| 業種 | 家具・装備品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 10人 |
| 資本金 | 1億円 |
| 設立 | 1940年 |
同社は1940年創業で、内装仕上げ工事に伴う新畳の製造・販売、表替え、裏返しなどを手掛けている。住宅の洋風化が進み、賃貸住宅や分譲マンションでも和室の数は減少の一途を辿っている。畳店は経営者および技能工の高齢化が進み、後継者問題を抱える店も多く、廃業を余儀なくされるところも散見される。
抱えていた課題
やったこと
コンピュータ式裁断・逢着機一式を導入し、高精度な製品の短納期化を目指した。新たな生産設備の導入により、従来と異なる手順になったものの、担当従業員の努力もあって比較的スムーズに新しい生産体制を構築した。寸法精度が向上したため、現場で容易に畳を設置できるようになり、クレームとして戻ってくる可能性も小さくなった。コンピュータ式畳製造機の導入など製造工程の自動化も進めている。
| 加工機 | コンピュータ式裁断・逢着機一式 |
|---|---|
| 加工機 | コンピュータ式畳製造機 |
新たな生産設備の導入により寸法精度が向上し、現場で容易に畳を設置できるようになった。クレームの可能性も小さくなった。2017年6月・7月は旅館のリニューアルが重なり畳の需要が増加し、一般個人からの引き合いも相当数あって受注量が急増したが、新設備により従来の生産能力では対応できなかった受注量も生産し、需要を全て取り込むことができた。企業として供給責任を果たせたことが大きな成果となっている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業1940年から80年近い畳業の歴史があり、コンピューター式畳製造機の保有など製造工程の自動化を着実に進めると明記されている。
畳の需要増や後継者問題、畳店の廃業など市場環境に触れるが、自社の強みとの対比で競争優位を論じる記述は薄い。
納期面とコスト面への対応が重要と課題を認識し、裁断機導入で寸法精度と短納期化を目指すと具体的に書かれている。
賃上げや付加価値額の目標数値は示されておらず、高付加価値創出の目標値はわずかにうかがえる程度である。
担当従業員の努力や新卒採用、人材育成に言及するが、従業員10人規模での事務処理体制の具体は薄い。
寸法精度の高い畳を短納期で提供し、受注急増にも対応した実績があり、顧客の要求と選ばれる理由が示されている。
製造工程の効率化、い草栽培、人材育成など中長期の取組は述べられるが、スケジュールや検証過程は具体的でない。
公開されている事例からは読み取れません。
ヘリ無し畳や抗菌コート畳などの高付加価値商品があるが、高価格化の水準や分野での位置づけは具体的に示されていない。
住宅の洋風化や和室減少など市場縮小の状況は触れられているが、経済波及や雇用創出など国が補助する積極的理由は読み取れない。
受注急増に対応し供給責任を果たせたと述べるが、補助金額に対する付加価値増や生産性の数値は示されていない。
コンピューター式畳製造機による自動化は記載があるが、デジタル技術によるサプライチェーン全体への貢献は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
白浜町の地域で創業し、い草栽培を白浜町富田地区で始めるなど地域資源の活用が見られるが、地域経済牽引の規模は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
自社で畳の原料となる「い草」の生産から畳の製造、販売までを一貫して行い、バランスのとれた企業を目指す。和歌山県産のい草を使った畳を和歌山県の消費者に手に取りやすい価格で提供することが目標。新卒の採用や人材育成にも注力する。
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
三菱電機製の高精度金型ワイヤー放電加工機「MV1200R」を導入した。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分