しょうゆ多品種少量生産体制の構築
多品種少量生産に対応した設備にすることで、原価低減と品質向上を両立させる体制を構築した。
効果:歩留まり 70%→85%
九州松下工業株式会社
| 事業者名 | 九州松下工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 長崎県 |
| 業種 | 家具・装備品製造業 |
| 技術分野 | 切削加工 |
| 従業員数 | 35人 |
| 資本金 | 1億円 |
| 設立 | 1971年 |
ベッドマットレスの製造工程では、ポケットコイルユニットに鉄枠線を固定する工程が全て人手で行われている。作業者はCリングガンで四方の各ポケットコイルを約100か所留め、その後反転して同じ作業を繰り返す。弊社は多くの顧客工場を観察する中で、この工程が一番のボトルネックであることを把握していたが、自動化の検討には至っていなかった。
抱えていた課題
やったこと
寝具マットレス製作時にポケットコイル集合体の四方形を鉄線枠で固定する、世界初の全自動マットレス用自動枠線打機の試作機を開発した。作業者は、ポケットコイルと鉄枠線をセットするだけでよい仕組みとし、ロボットが枠線打ちを行う。試作機のテストでは、ロボットによる枠線打ちは片面約110秒以内で処理できた。基材であるポケットコイルと鉄枠線に変形がない場合は、ロボットによるCリングの固定にミスは発生しなかった。従来のCリングガン作業と比べ、作業者の肉体的負荷を大幅に軽減できることを検証した。
新しい製品・サービス:全自動マットレス用自動枠線打機
ロボットによる自動枠線打ちが可能であることが確認できた。自動機の使用により品質の安定を確保できる見通しを得た。作業者はCリングガンによる肉体的負荷がなくなり、他の作業への振り替えや人員削減による省力化も可能になった。今年の5月にドイツ・ケルンの家具総合展示会に出展し、注目と好評を得た。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
顧客からの自動化要望と、多くの工場観察で最大のボトルネックと把握した経緯は書かれるが、過去事業との一貫性や経営戦略上の位置付けは明記されていない。
海外展示会で注目を得た点はうかがえるが、競合優位性や自社経営資源の強みを踏まえた記述は読み取れない。
ボトルネック工程の課題を明確に認識し、片面約110秒の処理と作業者負荷軽減という具体的な解決策を示している。
片面約110秒での処理は示されるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれておらず、実現可能性の定量的裏付けは薄い。
開発体制や人材、事務処理能力に関する記述は見当たらず、わずかに事業主体の概要がうかがえる程度である。
顧客からの自動化要望や展示会での好評など、ニーズの裏付けと製品の差別化点が具体的に示されている。
今後は実用機の製作と販売、複数台同時使用によるスピードアップが課題として示されるが、スケジュールは書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
ポケットコイル枠線固定の全自動機は世界初とされ、既存の普及がない分野で新規性が明確に示されている。
作業者の腱鞘炎など健康負荷の軽減はうかがえるが、経済波及効果や雇用創出など国が補助する積極的理由は明示されていない。
補助金投入額に対する付加価値増加や費用対効果を示す数値は書かれておらず、効果は定性的な記述にとどまる。
ロボットによる自動化は示されるが、先端デジタル技術の活用やサプライチェーン全体への貢献は具体的に書かれていない。
ベッドマットレス製造の自動化と世界市場への展開がうかがえるが、日本経済の構造転換に資する記述は読み取れない。
公開情報では判断できません。
この成果を踏まえ、顧客の意見を取り入れながら実用機を新たに製作して販売する予定である。展示会では販売には至らなかったが、試作機への意見を参考に様々な条件下でのテストを重ねていく。今後は市場拡大も実現可能と判断している。残された課題は自動枠線打ち機の作業スピードで、2台を同時に使ってスピードアップを図るなど、さらなる機械の高速化が望まれる。
多品種少量生産に対応した設備にすることで、原価低減と品質向上を両立させる体制を構築した。
効果:歩留まり 70%→85%
板金加工の後工程である塗装、組立の生産設備を平成24年に導入した。
効果:作業員数 3人→1人
取引先の防振ゴムメーカーと同じCAD/CAMシステム(TOPSOLID)を導入し、データを共有できるようにした。
効果:生産計画の先行期間 1週→24週