回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社たにぐち
成果作業人数 4名→3名
| 事業者名 | 株式会社たにぐち |
|---|---|
| 所在地 | 和歌山県 日高川町 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | デザイン,機械制御,精密加工,立体造形 |
| 従業員数 | 151人 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 1979年 |
株式会社たにぐちはチョコレートを中心に、ボンボンショコラと焼菓子を製造し、OEMにも対応している。主力のチョコレートオーナメントは年間販売数量8,000万個で、全国の洋菓子店約16,000店に販売網を持つ。一方でチョコレートは冬の作業に集中しやすく、通年で仕事と人を確保することが課題だった。
抱えていた課題
やったこと
CAD機能付きで2種類の原料を同時に充填できる機械を導入した。デザイン性のあるオーナメントのクオリティーを保ちつつ、2つ以上の味覚を味わえる商品として開発できるようにした。機械の導入により、全体の作業効率と1日の生産数を向上させることを目指した。
| 加工機 | CAD機能付き2種類原料同時充填機 |
|---|
新しい製品・サービス:チョコレートオーナメントの新製品
機械の導入により作業効率と1日の生産数が向上し、通常4名の作業が3名で可能になった。2種類の原料を使う従来品を2台から1台で製造でき、生産能力は20%改善した。これらによりコスト削減にもつながる見込みである。全国の洋菓子店や大手製パンメーカーなどへ販路を広げ、年間販売数量を200万個増やし、2色原料の商品で市場シェアの確保を目指している。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
手作りのオーナメントを機械化して量産してきた過去の技術挑戦の延長に、今回の2原料同時充填機の導入が位置づけられている。
国内で同社のみが販売する2色原料の商品や、全国洋菓子店約16,000店への販路といった強みが具体的に書かれている。
冬に作業が集中する課題を認識し新分野を検討すると書かれているが、具体的な事業計画や施策は示されていない。
生産能力20%改善や4名から3名への変化など数字はあるが、高付加価値化や賃上げの目標値は書かれていない。
統括工場長や2工場、ISO9001・FSSC22000の取得など体制は読み取れるが、補助事業の遂行体制の詳細は薄い。
2種類以上の味覚を加えることでデザイン性に味覚が加わり、他社比較の優位性を持つ価値が明確に示されている。
新分野へのチャレンジを検討するという方向性のみで、スケジュールや課題の解決方法は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
同社のみが販売する2色原料の商品を拡充し、同分野で高水準の差別化を図る点が事例に書かれている。
大手製パンメーカーやコンビニ、材料卸のネットワークを通じた販路拡大が書かれているが、波及効果や雇用創出の記述は薄い。
生産能力20%改善や年間販売数量200万個増加など費用対効果をうかがわせる数字はあるが、投資額との比較はない。
CAD機能付きの機械を導入したとあるが、デジタル技術の活用がサプライチェーンの革新につながる記述は薄い。
冬の作業集中を解消するため新しい分野へのチャレンジを検討するとあり、構造転換との関連はうかがえる程度。
和歌山県日高川町の工場を拠点とすることは書かれているが、地域の特性を活かした雇用や成長への言及は乏しい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
チョコレートを冬に集中させず一年を通して安定的に仕事と人を確保するため、新しい分野へのチャレンジを検討している。大型の冷凍倉庫を活かし、顧客の要望を具現化しつつゼロベースのアイデア創造に取り組む方針である。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
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効果:処理時間 60分→5分
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