ものづくり補助金平成26年度建設業鳥取県

塗膜乾燥(硬化)における環境対応型乾燥炉及び焼付塗装技術の開発

吉村産業株式会社

成果定温度の到達時間が早く、焼き上がる時間を1/3程度短縮することが可能となった。

この事例のポイント

  • 金属焼付塗装部門は作業環境の改善とコスト削減の必要性が高いが、品質を重視するあまり対応が後回しにされていた。
  • 熱方式、温度監視システム、断熱材の強化による環境対応型乾燥炉を開発した。
  • 定温度の到達時間が早く、焼き上がる時間を1/3程度短縮することが可能となった。断熱材の強化と反射熱の利用により、温度管理の効率が上がった。

事業者のプロフィール

事業者名吉村産業株式会社
所在地鳥取県 鳥取県
業種総合工事業
技術分野表面処理
従業員数18人
資本金5,000万円
設立1977年

事業の背景

当社は自動車の販売・修理、金属加工・金属焼付塗装、建設の3部門を行っており、金属加工技術と塗装技術で長年の実績とノウハウを蓄積している。金属焼付塗装部門は作業環境の改善とコスト削減の必要性が特に高い部門だった。鳥取県中部には焼付乾燥炉を保有する企業がなく、地区内での受注先拡大も課題となっていた。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 品質・精度金属焼付塗装部門は作業環境の改善とコスト削減の必要性が高いが、品質を重視するあまり対応が後回しにされていた。
  • コスト・採算焼付乾燥炉を保有する企業が近隣になく、外注に出しており、繁忙期には外注待ちなどで納期と負担が大きくなっていた。
  • 品質・精度乾燥炉の温度管理で乾燥不足が起こり、塗膜強度などの品質評価方法も確立されていなかった。

やったこと

熱方式、温度監視システム、断熱材の強化による環境対応型乾燥炉を開発した。乾燥炉の適正な温度管理、塗装表面、塗膜強度などの品質評価方法を確立した。反射熱を利用し、内パネル、中フレーム、外パネルへと熱が伝わりにくい構造とした。自社内で製造することで、受注から納品まで一貫生産できる体制を整えた。

新しい製品・サービス:環境対応型乾燥炉及び焼付塗装技術

事業の効果

  • 定温度の到達時間が早く、焼き上がる時間を1/3程度短縮することが可能となった。

断熱材の強化と反射熱の利用により、温度管理の効率が上がった。熱が伝わりにくい構造により、設定温度への到達が早くなり、焼き上がり時間を約1/3短縮できた。自社内製化で受注から納品まで一貫生産でき、納期を短縮できた。その結果、コストを抑えられ、顧客も増加した。

今後の展望

環境対応型乾燥炉と焼付塗装技術の確立により、安価で品質の高い製品として幅広い市場拡大を図る。鳥取県中部での受注先拡大と、機械・資材部品等の製造業における焼付塗装の新たな販路拡大を研究している。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成26年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。