ものづくり補助金平成26年度製造業島根県

高集水・ノイズレス(消音)・スリム型側溝の事業化に伴う型枠導入

株式会社イズコン

成果平成29年夏現在、約8千本、延長15.5キロメートルに採用されている。

この事例のポイント

  • 近年は集中豪雨や台風が増え、側溝には集水機能を高めて浸水被害を抑えることが求められている。
  • 高集水、ノイズレス、スリム型の多機能を持つコンクリート側溝を製造するため、側溝製品の鋼製型枠一式と溝蓋脱型治具を補助事業で導入した。
  • 平成29年夏現在、約8千本、延長15.5キロメートルに採用されている。側溝の勾配付けに成功し、高集水・ノイズレス・スリム型の側溝を製品化できた。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社イズコン
所在地島根県 出雲市
業種窯業・土石製品製造業
技術分野立体造形
従業員数194人
資本金8,000万円
設立1950年

事業の背景

イズコンは昭和25年に設立された中国地方屈指のコンクリート製造業者で、コンクリート二次製品、建築用PC部材の製造・販売・施工を手がけ、道路や溝、水道や排水施設などの都市機能を支えてきた。近年は製品に付加価値が求められる傾向にあり、特徴ある側溝の開発に取り組んできた。公共事業の減少で業界の低迷が続くなかでも、中国地区トップの技術力と品質を誇っている。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力近年は集中豪雨や台風が増え、側溝には集水機能を高めて浸水被害を抑えることが求められている。
  • 品質・精度工事で自動車や歩行者に負担をかけず、工期も短く、騒音のない側溝が求められるようになっている。
  • 新製品・新技術平地で集めた水をスムーズに流すため、側溝に勾配を付ける方法が必要だった。

やったこと

高集水、ノイズレス、スリム型の多機能を持つコンクリート側溝を製造するため、側溝製品の鋼製型枠一式と溝蓋脱型治具を補助事業で導入した。側溝の下部を現場に設置してからコンクリートを打つ方法により勾配付けを可能にし、道路表面は平らなまま、地下の側溝に高さ300〜1000ミリの異なるサイズの型枠を埋め込んで高い位置から低い位置へ水を流せるようにした。サイズごとの型枠を準備したことで受注生産体制が整い、短納期での生産が可能になった。試作事業は製造現場の混乱もなく予定通り行えたという。

新しい製品・サービス:高集水・ノイズレス(消音)・スリム型側溝

事業の効果

  • 平成29年夏現在、約8千本、延長15.5キロメートルに採用されている。
  • 平成29年夏現在、約8千本、延長15.5キロメートルに採用されている。

側溝の勾配付けに成功し、高集水・ノイズレス・スリム型の側溝を製品化できた。平成29年夏現在で約8千本、延長15.5キロメートルに採用され、既に多額の売上を計上している。型枠のラインナップが増えたことで商品の認知度が上がり、需要も伸びている。

今後の展望

今後は型枠のバリエーションを増やし、電柱周囲の曲線や側溝の砂を落とす井を設けるなど、市場ニーズに応じた付加価値を備えた製品の開発に取り組む方向を示している。今後の大物物件や納品時期の集中への対応策を講じながら、積極的に投資する方針である。

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出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成26年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。