回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社岡田屋本店
| 事業者名 | 株式会社岡田屋本店 |
|---|---|
| 所在地 | 島根県 益田市 |
| 業種 | 飲料・たばこ・飼料製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 7人 |
| 資本金 | 1,450万円 |
| 設立 | 1877年 |
明治5年に醤油造りを始め、同10年に清酒を醸造した伝統ある酒蔵である。1983年7月の集中豪雨で益田川が氾濫し、前年に完成したばかりの新工場が壊滅した。その後はリキュールや焼酎に活路を見出し、倉庫型大型店や大手外食チェーンなど業務用市場に絞って首都圏と関西で販路を広げている。売上は149百万円である。
抱えていた課題
やったこと
洗瓶機を更新し、ロータリー式洗瓶機一式を導入した。洗瓶から充てん、検品までの工程をビニールのブースで囲み、異物混入のリスクを低減した。すべての製品に独自のロット番号をインクジェットプリンターで印字し、製造記録も完備した。
洗瓶機の更新により洗瓶から検品までの時間が大幅に短縮され、倉庫店などからの大量受注にも対応できるようになった。ビニールブースによる工程の囲いで異物混入リスクが大幅に下がり、安心して出荷できる体制が整った。全製品へのロット番号印字で製品管理と信用度が高まり、従業員の意識も向上した。食品安全の下地も整い、輸出拡大を後押しする基盤になった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
明治5年creation以来の酒造りと、洗瓶機更新後のリキュール・焼酎による業務用市場への販路拡大との関連がうかがえる。
コストコや大手外食チェーンなど業務用市場に絞り、首都圏・関西で販路拡大と記載。強みの説明は具体性が薄い。
洗瓶機更新で洗瓶から検品までの時間が大幅に短縮、ビニールブースで異物混入リスクが大幅低減と、課題と対策が具体的。
公開されている事例からは読み取れません。
ISO22000取得をめざし製造記録を完備したと記載があるが、補助事業を遂行する人材や事務体制の具体的記述は乏しい。
ゆずゆずは地元特産ユズを原料とし、ご当地スイーツグランプリでドリンク部門金賞など選ばれる理由が具体的に記載されている。
ロット番号印字や製造記録完備、ISO22000認証取得へのスタートと段階的な取組が書かれているが、スケジュールは不明。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
リキュール・焼酎は一般的な分野だが、ゆずゆずなど地元農産物を使った差別化した商品と記載されている。
地元農産物を原料とする焼酎で地産地消を進め、地域とのつながりを強めると記載。経済波及効果の数値はない。
公開されている事例からは読み取れません。
インクジェットプリンターでロット番号を全製品に印字し、トレーサビリティを高めたとあるが、デジタル技術の地域・サプライチェーン波及は薄い。
リキュールや焼酎を輸出し海外市場を拡大する取組はうかがえるが、日本経済の構造転換への言及はない。
益田市の特産ユズや津和野の栗など地域特性を活かし、地元農産物を使った製品で東南アジアへ輸出していると記載。
台湾やベトナム、シンガポールなどアジア圏、オーストラリア、カナダへの輸出拡大を図っている。目指しているISO22000の認証取得に向けた取り組みも進めている。
食事を楽しく美味しくするお酒を提供していきたい
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%
低温・緩速熟成製塩装置を導入した。
効果:大粒結晶の割合(一つの塩取鍋あたり) 4kg→8kg