新規製品の製造受注への対応とオリジナル商品の開発
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
株式会社安芸テクノス
| 事業者名 | 株式会社安芸テクノス |
|---|---|
| 所在地 | 広島県 熊野町 |
| 業種 | 生産用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工,機械制御 |
| 従業員数 | 19人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1994年 |
同社は他社にない高度な金型技術を有している。最近の金型製造は多数個取りが主流となり、金型構造が複雑・大型化している。
抱えていた課題
やったこと
「きさげ」加工の作業効率と生産性、加工精度の向上を目標に、日本初となる革新的なダイスポッティングプレス機を自社で試作開発した。プレス機上での「きさげ」作業姿勢を改善し、不自然な姿勢での作業をなくした。目標は、上金型と下金型の修正作業を2人同時に行えるようにすることと、全加工面を水平方向で作業できるようにすることである。加工精度は従来の1/100mmを5/1000mm以上にすることを目指した。
| 加工機 | ダイスポッティングプレス機 |
|---|
新しい製品・サービス:革新的ダイスポッティングプレス機
試作開発した装置により「きさげ」作業の作業効率と生産性、加工精度が向上し、不自然な姿勢での作業を解消できた。日本初の特徴ある革新的装置であるため、顧客へのPR効果も大きい。金型の加工精度も向上し、受注拡大と競争力強化が図られている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去の取組との連続性は書かれておらず、「他社にない高度な金型技術」を持つ点に触れるのみで、経営戦略上の位置付けは読み取れません。
顧客が大型ダイスポッティングプレス機を所有していない点を指摘し、他社未製作の日本初装置でPR効果が大きいと書かれており、強みの説明はあるが定量的根拠は薄い。
手加工の姿勢負荷・加工時間・仕上げ精度の問題を明示し、二人同時作業で生産性2倍、加工精度を従来1/100mmから5/1000mm以上とする目標が示されている。
生産性2倍、①+②で3倍、加工精度5/1000mm以上という具体的な目標値が設定されているが、付加価値額や賃上げの目標は書かれていない。
従業員19名や事業内容は書かれているが、補助事業を遂行する体制や人材、事務処理能力についての記述は見当たらない。
顧客の指摘や金型製造の多数個取り化・大型化の傾向を踏まえ、技術・品質・対応を注視される企業として選ばれる理由が整理されている。
試作開発を行い成果を得たことは書かれているが、中長期の課題検証、スケジュール、課題解決の方法の詳細は読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
他社未制作の日本初の革新的装置であり、金型仕上げ用ダイスポッティングプレス機で高水準の高付加価値化を図る内容と読み取れる。
地域経済の活性化と雇用促進につなげたいとの記述はあるが、波及効果や雇用創出の具体的な数字は示されていない。
補助金額や付加価値額の増加、費用対効果を示す数値は書かれておらず、受注拡大の記述にとどまる。
新規の革新的装置の開発は書かれているが、デジタル技術の活用やサプライチェーンへの貢献についての記述はわずかにうかがえる程度。
公開されている事例からは読み取れません。
地域経済の活性化と雇用促進を目指すとあり地域への意図は読み取れるが、地域特性を活かした具体的な付加価値の内容は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
高度な加工技術を普及させ、地域経済の活性化と雇用促進につなげたいと考えている。
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
3次元設計CADを導入し、疑似曲面(多面体)による設計の簡易化とスピーディな設計対応を実証するため、試作船を建造した。
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。