おかずみその殺菌方法の変更による安全性、作業環境改善、コストダウンの実現
温水加熱ニーダー等3機種を導入し、製品の湯煎殺菌とどぶ漬け殺菌の方法を新たな独自の殺菌方法に変更した。
効果:ボイラー燃料費(年間) 256万円→84.9万円
丸繊 株式会社
成果生産量 1倍→1.25倍
| 事業者名 | 丸繊 株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 広島県 東広島市 |
| 業種 | 繊維工業 |
| 技術分野 | 機械制御,精密加工 |
| 従業員数 | 71人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1981年 |
弊社は裁断設備を持たず、生地の裁断を外部委託していた。委託先では手切り作業が行われていたが、熟練技術が必要で、労働災害のリスクもあった。外注裁断の高齢化と後継者不足による廃業が相次ぎ、納期と品質の問題が生じていた。弊社の主力はハイミセス向けボトム(ズボン)の縫製である。
抱えていた課題
やったこと
自動裁断前に必要な生地の両耳カットは、実用的な機械がなく殆どが手切りだった。株式会社HIVECが延反後にカットする実用的な構造(特許出願中)を考案し、生地が1〜2cm積層されたところでカッターが前後に動いて耳を切る方式を設計した。延反機と裁断機の専門メーカーである株式会社川上製作所を開発プロジェクトに加え、三社の協力により国内初となる両耳自動カット装置付き自動延反機の開発に成功した。これにより、外注していた裁断を自社工場で内製化し、裁断・仕上げ・納品までの一貫生産体制を構築した。
| 加工機 | 両耳自動カット装置付き自動延反機 |
|---|---|
| 加工機 | 自動裁断機 |
新しい製品・サービス:両耳自動カット装置付き自動延反機
国内で裁断・仕上げ・納品を一貫生産できる体制を構築した。生産量は現行の1.5倍を目標に、1.25倍(目標比83%)を達成した。生産キャパシティ、生産設備、縫製製品アイテム、加工納期のすべてで同業他社に対する優位性の確保につながったと考えている。短納期とコスト低減を図りつつ高品質を維持した国内製造拠点としての存在感が強みを強化した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
ハイミセス向けボトムの縫製を長年手がけ、外注裁断を内製化して一貫生産へ移した点が過去の事業と一貫している。
同業他社比較で生産キャパシティや納期などに優位性を確保できたとあるが、比較の数値は示されていない。
外注先の高齢化と廃業による納期・品質の問題を課題として挙げ、年間360万円の削減目標で解決を図っている。
裁断可能枚数10万枚/月の目標に対し、現行の1.5倍の生産量を1.25倍で達成したと数値で示されている。
延反機と裁断機の専門メーカーとの三社協力で開発したと書かれるが、人員や事務処理体制の詳細は書かれていない。
高齢化で拡大するハイミセス向けボトム市場と、多品種少量・短い商品寿命という特徴が整理されている。
作業者の慣れにより生産拡大できる見通しとあるが、中長期の遂行方法やスケジュールは示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
両耳自動カット装置付き自動延反機は国内初・業界初として導入され、分野内での新規性は高い。
高齢者雇用の拡大と地域貢献を目的に掲げ、重労働や労働災害の抑止にも触れているが、規模は示されていない。
年間360万円のコスト削減目標が示されるが、補助金額と費用対効果の比較は書かれていない。
特許出願中の延反後カット構造を開発したが、先端的なデジタル技術の活用や業界全体への波及は読み取れない。
国内製造拠点の強化は述べられるが、構造転換や成長分野への進出との関係は読み取れない。
東広島市の企業として地域貢献に触れているが、地域特性を活かした付加価値創出としての記述は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後は作業者が慣れることでさらなる生産拡大の見通しである。ハイミセス向けボトムの国内市場は高齢化に伴い拡大しているが、多品種少量生産で流行や気候に左右されやすい。既存の大手量販店・百貨店との取引を継続し、受注拡大に安定して対応する体制を整備した。メンズ製品など新たなオファーにも柔軟に対応したいと考えている。
このような企業様からのご連絡をお待ちしています
公式の事例集より(原文のまま)
温水加熱ニーダー等3機種を導入し、製品の湯煎殺菌とどぶ漬け殺菌の方法を新たな独自の殺菌方法に変更した。
効果:ボイラー燃料費(年間) 256万円→84.9万円
平成25年度ものづくり補助金を活用し、人手に依存せず検査精度と生産性を向上させる「ねじ寸法自動計測システム」を試作開発した。
効果:計測面の焦点深度 2mm→5mm
株式会社キーエンスの画像寸法測定器IM-6700を導入し、技術担当者から操作方法の訓練を受けた。
効果:測定時間 5分→0.004分