回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社アカマ印刷
| 事業者名 | 株式会社アカマ印刷 |
|---|---|
| 所在地 | 山口県 下関市 |
| 業種 | 印刷・同関連業 |
| 従業員数 | 45人 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 1971年 |
当社はチラシやポスターなどの商業印刷、業務印刷、販促商品の印刷、懸垂幕、車両マーキング、ビル壁面サインなど多様な印刷を手掛けており、主に商業施設向けの印刷物を提供している。福岡近郊の大規模ホテルやファッションビルの懸垂幕や大型壁面サインの製作・施工も行っている。住宅リフォームの需要が伸びる中、設計事務所などから壁紙のデザインや印刷の相談が増え、顧客は既製パターンではなく写真などを使った個性的なデザインを求めるようになっている。
抱えていた課題
やったこと
企画・デザイン、DTP・CTP、印刷の作業工程を統一し、顧客ともインターネットを通じてデザインパターンや校正原稿を共有できるXMFワークフローシステムを導入した。これにより作業工程の効率化と顧客満足度の向上を図った。主に室内壁紙作成用に印刷幅1.6m、屋外壁紙作成用に印刷幅2.6mの2種類のインクジェット印刷機を導入した。これにより印刷リードタイムを2分の1以下に、印刷品質を2倍に向上させる生産能力を確保した。色彩表現技術を生かした個性的なオリジナル壁紙を、設計事務所から一般消費者まで提供できる体制を整えた。
新しい製品・サービス:個性的な部屋を演出するオリジナル壁紙
ワークフローシステムの導入により、関係者間の情報共有が進み、Web校正や進捗管理ができるようになり、他社との差別化が図れるようになった。新開発ヘッドの採用や乾燥性能の改善により、インクジェットプリンターはリードタイムで2倍強、印刷品質で2倍に強化され、競争力は4倍になったと考えている。出力メディアの選択幅が広がり、新しい素材にも挑戦できるようになった。代理店経由の営業効果が出始め、福岡など都市圏で壁紙など大規模印刷物の受注も徐々に増えている。
ワークフローの課題である素材収集は、自社のデザイン力を生かして2,000パターン程度に増やす計画である。顧客への普及では、現在の1割程度の大口顧客層から5割程度まで活用を広げ、原稿校正や工程管理の重複作業を縮小して営業の質を高めたい。インクジェット部門では、リフォーム会社や建築設計事務所など新規市場とのコラボレーションによる市場創造を進めていく。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
旋削加工とマシニング加工を一台で行える最新型マシニングセンタ(複合加工機)を導入した。
効果:半導体装置のフッ素樹脂部品20個の加工所要時間 1,310分→950分
従来チップ原料や合板芯材にしか使われていない国内の杉・檜の間伐材を、高付加価値の板材(原板パネル)に加工する新工法を開発した。
効果:従来工法と新工法の比較で約85%の時間短縮