木取り工程に最新設備を導入することで、操作性、安全性、生産性を高め、ギフト市場へ進出する
木取り(カット)工程に、アミテック㈱製のコンピュータ制御全自動式ランニングソーRCV-100Bを導入した。
効果:木取り工程時間 3.3分/個→3.1分/個
サンヨーフォーム工業株式会社
| 事業者名 | サンヨーフォーム工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 香川県 高松市 |
| 業種 | プラスチック製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 14人 |
| 設立 | 1987年 |
弊社は食品の傷防止や製品の保護材、断熱材などに使用される緩衝材に特化しており、近年は県外への販路を拡大してきた。1987年の創業以来、緩衝材の設計と加工を一貫して行っている。
抱えていた課題
やったこと
シート緩衝材用に半自動バーチカル断裁機を導入し、手動による寸法調整を不要にした。ブロック緩衝材用にも、剛性とパワーを強化した半自動バーチカル断裁機を導入し、難加工材をストレスなく加工できるようにした。斜めカットも容易になり、従来は加工が難しかった材料にも挑戦できるようになった。レーザーマーカーでナイフの走行ラインを可視化し、作業者の安全対策も図った。加工場所を用途ごとに分け、それぞれの機器を専用機とすることで、調整や清掃の時間を短縮した。
| 加工機 | 半自動バーチカル断裁機(シート緩衝材用) |
|---|---|
| 加工機 | 半自動バーチカル断裁機(ブロック緩衝材用) |
| その他 | レーザーマーカー |
手動の寸法調整が不要になったことで、加工精度と品質が向上し、品質の安定化を実現した。作業スピードは約20%速くなり、手動や目視による調整作業も不要になったことで人件費を削減できた。納期短縮や小ロット、特殊品の受注に関する問題も大きく改善され、競合他社に対して優位性を発揮できるようになった。安全対策や作業の効率化にもつながった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
緩衛材に特化し約30年、1987年創業以来一貫して設計・加工を行ってきたとあり、過去の取組との一貫性はうかがえるが、経営戦略上の位置づけは書かれていない。
県外への販路拡大やクライアントからの信頼、競合他社に対する優位性が述べられるが、市場動向の分析や具体的な強み・弱みの記述は薄い。
断裁の均一感や納期、小ロット・特殊品対応といった課題を認識し、半自動断裁機で改善したとあるが、高付加価値化や成長に向けた計画の具体性は薄い。
作業スピードが約20%向上したと数字で示され、人件費削減や利益率向上にも触れているが、賃上げや付加価値額の目標値は書かれていない。
従業員数14名、2名体制で作業を行っていたことはうかがえるが、補助事業を遂行する体制や事務処理能力の記述は乏しい。
シート緩衛材とブロック緩衛材の用途別仕様、食品関係と工業関係の用途分離、特殊品オーダーへの対応など、顧客ニーズと製品の価値が具体的に記述されている。
今後は全国を視野に販路拡大と人材育成に力を注ぐとあるが、遂行方法やスケジュール、課題解決の方法は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
緩衛材に特化した事業だが、ジャンルの普及度や同分野での高付加価値化・高価格化の水準は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
作業スピード約20%向上や人件費削減、利益率向上への直結が述べられるが、補助金額に対する付加価値増加の数値は示されていない。
循環型社会の構築に貢献し3Rを意識するとあるが、先端デジタル技術や新ビジネスモデルの記述はなく、サプライチェーンへの貢献は読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
香川県高松市の地域企業であることはわかるが、地域の特性を活かした付加価値創出や雇用拡大への言及は乏しい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後は全国を視野に入れて販路を拡大するとともに、人材育成にも力を注ぎ、さらなる事業拡大を目指す。
「緩衛材に特化し、約30年。信頼と実績と未来、それが我が社の強み。」
公式の事例集より(原文のまま)
木取り(カット)工程に、アミテック㈱製のコンピュータ制御全自動式ランニングソーRCV-100Bを導入した。
効果:木取り工程時間 3.3分/個→3.1分/個
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
多関節ロボットと次世代成型機を組み合わせ、インサート成型の全自動化や2材料成型などを実現した。
効果:加工時間 420s/サイクル→38.5s/サイクル