包装機導入による生産工程におけるボトルネックの解消
焼き工程と包装工程の間の滞留を解消するため、工場を新たに建設して焼き工程から包装工程へ円滑に流れる作業動線を構築した。
効果:包装処理速度 5個/分→50個/分
株式会社タカハシ
| 事業者名 | 株式会社タカハシ |
|---|---|
| 所在地 | 愛媛県 松山市 |
| 業種 | 建築材料、鉱物・金属材料等卸売業 |
| 技術分野 | 材料製造プロセス |
| 従業員数 | 16人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1953年 |
明治30年創業の塗料卸業者で、愛媛県内の建築塗装工業者を主力得意先として建築塗料の卸販売を行っている。塗料の調色数と調色量は塗料の材質の多様化とともに年々増大しており、顧客から依頼された色彩・色相を調色して納入することが重要な責務となっている。従来は経験豊富な調色技能者が目視による手合わせで調色を行っていた。
抱えていた課題
やったこと
日本ペイント株式会社の特許であるコンピュータを利用して塗料の調色を行う「オリジナルカラーマネジメント(CCM)」システムと、それに伴う自動原色計算投入CAN(缶内調色システム)調色システム機器を導入した。CCMにより色相、原色投入量の決定が容易になり、目視による目盛設定が不要となった。色・量のコンピュータによる識別管理で設定ミスや投入ミスがなくなり、1色当たりの調色時間も短縮された。
| ソフト | CCM(オリジナルカラーマネジメント)システム機器 |
|---|---|
| 加工機 | 自動原色計算投入CAN調色システム機器 |
経験の浅い調色技能者でも対応が可能となり、自社で対応できる色相調色の種類が増加した。調色設備の導入により設定ミスや投入ミスがなくなり、1色当たりの調色時間も短縮された。これにより高品質・短納期での対応が可能となり、提案幅も広がって他社との差別化につながった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
明治30年創業の塗料卸で、従来の目視調色から調色システム導入へ進んだ経緯は読めるが、経営戦略上の位置づけは書かれていない。
4,300を超える調色対応種類や他社との差別化に触れるが、市場動向と自社の強み・弱みの関係は具体的に書かれていない。
経験頼みの目視調色という課題と、調色ミス削減・短納期化による収益向上の方向性は読めるが、計画の数値目標は示されていない。
調色ミスの削減や1色当たりの調色時間短縮は書かれるが、付加価値額や賃上げの目標値は示されていない。
従業員16名の会社で、メーカーと共同で導入したことはうかがえるが、体制の詳細は書かれていない。
既存顧客への対応力向上と新規顧客開拓の方針が書かれ、高品質・短納期が差別化要因とされているが、ターゲットの裏付けは薄い。
今後の営業活動や新規顧客開拓に触れるが、遂行方法やスケジュールの記載はわずかである。
公開されている事例からは読み取れません。
従来の目視調色から色・量を識別管理するCCMシステムへの転換は読めるが、分野での普及度や高価格化の水準は書かれていない。
愛媛県内の建築塗装業者への供給や地域貢献の姿勢にわずかに触れるが、国が補助する理由は書かれていない。
調色時間の短縮やロス低減に触れるが、補助金額に対する付加価値増加などの数値は示されていない。
CCMシステムなどのコンピュータによる色・量管理は読めるが、サプライチェーンへの貢献は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
愛媛県松山市で地域の建築塗装業者を主力得意先とし、地域に貢献する企業を目指すと書かれているが、雇用創出や成長の数字はない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
設備導入により既存顧客への対応力が向上したため、今後は営業活動を一層進めるとともに新規顧客の開拓にも注力し、業容規模の拡大を図る計画である。業務効率の向上や内製化、ロスの低減により収益性も改善したため、従業員の給与水準を上昇させ、従業員満足度の向上と経営基盤の強化につなげる。
焼き工程と包装工程の間の滞留を解消するため、工場を新たに建設して焼き工程から包装工程へ円滑に流れる作業動線を構築した。
効果:包装処理速度 5個/分→50個/分
真空乾燥炉を所有する関係会社の協力を得て生木の乾燥実験を行い、新技術を導入した木材乾燥専用の真空高速乾燥炉を開発した。
効果:木口の含水率 83.5%→25.5%
製品形状を円形から正方形に変更し、一軸方向へのスライドで着脱できるスライド構造の床排水トラップ「スライドロック」を開発した。
効果:洗濯機の排水ホース内に残ってしまう排水量を大幅に少なくすることができた。