回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社沖の島水産
成果生産能力 500kg/日→1,000kg/日
| 事業者名 | 株式会社沖の島水産 |
|---|---|
| 所在地 | 高知県 宿毛市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 従業員数 | 26人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 2010年 |
当社は創業以来、一本釣りの高知のカツオやブリの商品価値を正しく評価してもらうことに努めてきた。一番の売れ筋は「鰹のわら焼きたたき」で、手焼きのわらの香りが人気を博している。鰹の漁は春に限られ、ブリ漁は秋から初冬に限られるため、たたきは通年需要があるものの商品を安定して作りにくく、魚価が高くたたきの原価に見合わないため、県外から仕入れる冷凍ロインを使用している。
抱えていた課題
やったこと
最新のリキッドフリーザー(テクニカン社製「凍眠」S-450w)を1式導入し、保有機と同じ性能の機種を1機増設した。2017年8月には新工場の建設と同時に、わら焼きの焼き場を3機から5機に増やした。これにより、1日500kgだった生産能力は1tに倍増し、年間120tの生産量が240tに拡大した。導入機は約20本のたたき(約10kg)を約10分で冷凍でき、1日800kg、年間240tの製造能力を有する。
| 加工機 | リキッドフリーザー(テクニカン社製 凍眠 S-450w) |
|---|
リキッドフリーザーの導入により生産能力が1日500kgから1tに倍増し、年間生産量も120tから240tに拡大した。大手外食産業や大手量販店など新規取引の要望にも応えられるようになった。エアーブラスト式冷凍庫の併用が不要になり、すべての商品を高い品質で出荷できるようになった。冷凍時間の短縮とコストダウンも実現し、従業員は16人から26人に増えた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業以来の一本釣り魚の価値を伝える方針と、わら焼きたたき中心の事業の一貫性が読み取れる。経営戦略上の位置づけは明示されている。
県外の大手外食・量販店からの新規取引要望や、わら焼きの香りが人気という強みが具体的に書かれている。
リキッドフリーザーの能力不足で断っていた課題を、増設で生産能力1日500kgから1tへ倍増させた点が示されている。
年間生産量120tを240tへ拡大する目標と、1kgあたり37円から4~5円へのコスト低減が数字で示されている。
従業員16人から26人に増えたことは書かれるが、補助事業を遂行する体制や事務処理能力の具体的記述は薄い。
ドリップが出ない高品質な鰹のわら焼きたたきという価値と、大手外食や量販店の需要が具体的に書かれている。
今後の活動予定として県外提案や商品開発、イベント開催が挙げられるが、スケジュールや解決方法は具体性が薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
わら焼きの手焼き風味やドリップの出ない品質は差別化として読めるが、同分野での高価格化の水準は数字で示されていない。
宿毛の海の幸のブランド化や雇用増の記述はあるが、国が補助する積極的理由としての波及効果は明示されていない。
設備投資により原価が1kgあたり約32円削減され、生産能力が倍増した費用対効果が数字で示されている。
公開されている事例からは読み取れません。
公開されている事例からは読み取れません。
宿毛の海の幸としてのブランド化や雇用拡大が書かれ、地域特性の活用はうかがえるが、地域成長への寄与は具体性が薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
春の初ガツオや秋から初冬のブリ漁を活かし、一本釣りの魚の商品価値を正しく評価してもらうため、今後もおいしさを広く伝えていく。宿毛の海の魚種の豊富さを「魚種の豊富な宿毛の海の幸」としてブランド化し、県外の飲食店や量販店への提案を行う。商品開発やアイテム増加で「飽きられない工夫」も行い、県外顧客が宿毛を訪れるイベントも企画する。将来的には飲食店の出店も視野に入れる。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
ブラザー工業(株)製のツール洗浄機能のあるコンパクトマシニングセンターを導入し、切粉を自動で除去できるようにした。
効果:不良率 0.34%→0.1%
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%